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意味が消失しつつある時代に,「やりがい」を問い続ける空虚さな声に耳を閉ざして,坦々と目の前の創造的な作業をし続けること.

落合陽一です.今回はいくつか前の記事の続き.

ほとんどの人にとって文脈も意味も理解されない仕事をひたすら続けることができるか?

って話の後編を書いていこうと思っている.

前回の終わりのあたりで考えてたフレーズが,

やがて気付く弟子を育てながら自分の文脈にとって価値のあることをし続けるのが「意味が消失しつつある時代の処方箋」なのかもしれない.

だったんだけど,あんまりうまくトピックが着地しなかったので3週間くらい寝かせておいた記事の続き.「動かなくてはいけない病」にどうやって向き合うかは割と需要なテーマだとは思うんだよね.(これは実際に動くこととは関係がない→動かなくてはいけない病にかかるから人はよく動くわけでは必ずしもない)

「やりがい」「やる気」「モチベーション」の地獄みたいになっているこの令和社会を眺めながら.やりたいことと出来ることは違うけど,やりたいと思わされている可能性を考えるのが面白い.

ほんとうに面白いことなんて指で数えられる程度かもしれないのに.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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