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ウィズコロナの日々を振り返って(1)

「ウィズコロナ」という言葉が生まれたのは311の安宅さんとの対談のときだから,かれこれ9ヶ月の時間がたった.季節の匂いを忘れた2020年.年の瀬を感じながら日々の振り返りを始めている.総じてピンチはチャンスという言葉が嫌いだったなぁと思う.

ピンチはピンチ,チャンスはチャンス.ウィズコロナが実体経済の多くを止める災害なのだとしたら,チャンスとピンチの層がズレることによって生じる不協和音が鳴り止まない一年だったような気がする.

近頃,いわゆる大きな資本を持っているところからの消費行動と地元の経済への消費行動をバランスよく混ぜることにしている.Amazonで買うときはマーケットプレイスをなるべく使う.コンビニでご飯を食べたら,チェーンじゃないところでご飯を食べることを増やす.自転車でなるべく動きながら,その圏内の経済活動に貢献する.全国タクシーやGoで乗って行ったら帰りは個人タクシーを使う.そんな感じだったりする.

↑今年の中頃に書いていたレポート.概ねここから変更はないような気がする.

ここから何回かに分けてウィズコロナの一年を振り返っていきたい.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

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