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医療気功の好転反応

大成堂・王気功1回目の施術の翌日の朝
パジャマを着替えるワタクシは、悲鳴をあげました。

太ももの内側が真っ赤なのです。

赤く、ブヨブヨな感じ!

脇腹も少しですが同様に。

そして口内炎が痛い!

これが、王気功の好転反応か。
驚きました。

その後も、夜に急な悪寒がしたと思ったら

暴力的な悪寒!

ものすごい速さで熱が出て
汗を沢山かいた翌日スッキリと熱が下がっていたり
(これは何回もありました)

手の甲には湿疹

そして、せっかくステロイドで治っていた
下血やしぶり腹、下痢が、再び出てきたのです。

これには参りました。

当時ワタクシは、母に脳動脈瘤が発見され、大手術をすることになり
その付き添い・看病に、往復3時間かけて
千葉の病院まで通っておりまして
王気功と、母の看病とで、疲れきっていました。

特に下血に下痢、しぶり腹は体力も消耗しますので
気持ちも弱くなりがちに。

すると、それまでも、決して医療気功に賛成ではなかった夫が

「お願いだから、大学病院に行って!」

と言い出しました。

夫は理系で、エビデンスや症例数に重きを置くタイプですが
これまで常に、ワタクシの選択を尊重し
自由にさせてくれていました。

しかし、
定期預金を解約してまで治療費を払い
よく分からない治療をして、今の時点では、悪化させている。

騙されている。。
大学病院の方が信頼出来る。
そう思われて当然です。

「これが好転反応なのか、ステロイド離脱による再燃なのか」
自分で判断も出来ず
あんなにも「信じよう!」と心に誓った決心も
周りの人からの
「医療気功?何それ?怪しい〜」
「宗教?変な壺買わされたりしてない?」
という言葉に

「もしかして…そうなのかも…」


そう思う様にもなりました。

西洋医学を否定し
ホリスティック医療に傾倒するあまり
手遅れになるケースもあると聞きます。

今の症状が好転反応ではなく
「手遅れ」のサインだったとしたら?
弱りきっていたワタクシの気持ちはあちこちに飛び

「今回で良くならないのなら、大学病院に戻ろう」

そう思いながら、何回目かの大成堂に行きました。

すると、先に治療を受けられていた患者さんに
先生が強い口調で言われました

「病は気から。だったら、治すのも「気」から」

「私が治すのでは無い。

あなたが、自分で治そうとしない限り治らない!」

お話を盗み聞く限り(←はしたないことでございますよ)
その患者さんは、治療を王先生に任せっきりで
先生から勧められた養生法を実践されていなかったようなのです。

「気功」と言ったら
自分はベッドに横になっているだけで、先生が魔法の様に治してくれる
そういうイメージを持たれるかもしれません。

ですが、人任せにせず、自分が自分に責任を持って
身体と心に向き合わなくては、病を治すことは出来ない。

やはり今一度、先生を信じよう。
発症してからもう、4年の歳月が経ったのです。
半年で治るというのなら、短いものです。

しかしながら、王先生は、たいへん厳しい先生です。
それは、真剣に患者に向き合っているからこその厳しさですが
好転反応で弱っていたワタクシには、その言葉が辛い時もありました。

そんな時には、受付をされている高島先生に
たくさん話を聞いてもらい、細やかにケアして頂き
なんとか治療を続けることが出来ました。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の言葉通り
今の私は、全くあの時の辛さを思い出せませんが
当時の心境はまさに

藁をもすがる思い。。。

だったと思います。

そして、通い初めて3ヶ月経った頃
下血が治り、お通じも安定し、肌も回復。
当時のブログでは、その3ヶ月をこんな風に描いておりました。

伝わりますでしょうか…

ワタクシが好転反応を乗り切った様子を見て
王先生は、これで潰瘍性大腸炎は治り
その後、冬を乗り切ることが出来れば安心。
来年の春には、完璧に回復した身体になるでしょう。

そう言われました。

ついに、ゴールが見えてきました。

そして、王先生は
病において、だけでなく
生きる上で、とても大切なことを教えて下さったのです。

それは。。。

…つづく…

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