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#0-part2 アラサーの豪ワーホリ!の前に

ワーホリについて書く前に、私の半生について紹介しておきたい(大げさ)

思えば子どもの頃から海外に対する憧れが強かったように思う。小学生の時は習い事で英語を勉強し、中学の時に韓流にハマり韓国語の独学を始めた。すると自然に「いつか海外に住みたいな」という夢が芽生えていった。

外国語系の大学で韓国語と日本語教育を勉強し、卒業後は大阪の日本語学校で外国人を対象に日本語を教えた。その後、販売の仕事をしていたが、大学で学んだことが何ひとつ活かされない環境にしっくりこず転職、次は韓国語を使える仕事をしたいと思い、某市・某県の観光PRの韓国担当となる。この仕事が抜群に面白く、自分に合っている!と思った。毎日起きて仕事が楽しみと思える職場に出会えたのは奇跡だと思っている。

時は流れ、気付けば28歳になっていた。恋人もいなければ、誰かのパートナーにも、母親にもなっていなかった。そして、昇進・昇給の制度がないこの職場で働き続けてもいいのかという漠然とした不安と、あの「英語圏に住みたい欲」がフツフツと沸き上がってきたのだ。そんなとき、ネットである留学エージェントのサイトを見て説明会に予約を入れた。

そこから申し込みまでは早かったように思う。これからもやっていきたいと思っている観光業に携わるためには、英語が話せればより幅が広がること、また、私の海外移住欲が止められなかったからである。ワーホリビザの取得が30歳以下という制限も、気持ちをより急がせた。

それから留学費用を貯めるため、別のところでもバイトを始めた。観光業で朝から夕方まで働いた後、夕方から夜までバイト。家には寝に帰るだけの生活を半年ほど続けた。正直キツかったが、留学のためと思えば頑張れた。それと並行して英語の勉強を続けたが、忙しさにかまけて思うように出来なかったのが悔やまれる。この時もっと勉強しておけばな…とオーストラリアに行ってから大後悔することになるのだった。

申し込みから1年後、2019年4月28日よりオーストラリア生活を開始!29歳からの再スタートが始まった。まさかコロナウィルスの影響で帰国を余儀なくされるとは夢にも思わずに…。

#1アラサーの豪ワーホリ ! につづく

👇オーストラリアの歌手。MVの風景が一時期私が住んでいたところに似ているのでお気に入り。何もない、けどそれがイイ✨

※写真はシドニーのとあるカフェ☕️半分湖に浮かんでいる🌊


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