Bugsy Method 4
以前の記事はこちらから。
Bugsy Method 1
Bugsy Method 2
Bugsy Method 3
Bugsy Scalping その2
スキャルピング用のインジケーターや設定については前に紹介した。今回は従来のインジケーターと数値設定をそのまま使う手法だ。1分足、2分足、3分足、5分足、10分足で用いる。練行サイズを数pipsで設定したRenko Bugsyにも有効だ。
1.逆張り
TDI Hookいわゆる「フカのヒレ(Shark Fin)」で逆張りエントリーする。
Price Line(緑)がLevel 68ラインの上にあること。
さらに、Signal Line(赤)とVolatility Band(青)の上であること。
Price Lineが鉤型(フカのヒレ)を作って折返し、Signal LineとVolatility Bandの下で確定したら、次の足の始値でエントリー。
ピボット、キリ番、Bank Zones、上位足MA、出来高プロファイルのPOCなど、抵抗(ショートの場合は支持)となるラインやゾーンでのエントリーは精度が高い。
ショートエントリーはこれの逆の要領で行う。
SLはTDI Hookした足から少し離したところに置く。
TPは、平均足の色変わり、Market Base Line(黄)到達、Price LineとSignal Lineが再びクロスしたら、など。スキャルピングなので損益比1:1で機械的に手仕舞うのもよい。
2.順張り
Price Line、Signal Line、Market Base Lineが揃って安値圏(Level 32付近またはそれ以下)にあること。
ショートのセットアップの場合は、高値圏(Level 68付近またはそれ以上)にあること。
Price Lineが角度を伴って上昇し(ショートの場合は下降し)Market Base Lineをブレイクして確定したら次の足の始値でエントリー。
このときMarket Base Lineにあまり勢いがなくフラットな状態であるときエントリーの精度は高くなる。
SLは直近安値(ショートの場合は高値)から少し離したところに置く。
TPは、平均足の色変わり、Price LineとSignal Lineのクロス、など。スキャルピングなので損益比1:1で機械的に手仕舞うのもよい。
エントリーに際してSignal Lineは考慮しないので、セットアップを見つけやすくするために、Signal Lineを表示させなくてよい。
Bugsy Methodの基本ルールは、平均足がPACをブレイクして確定するのを確認してエントリーである。上記「順張り」はこの基本ルールに則るが「逆張り」はこの限りではない。つまり、上記「逆張り」エントリーの条件が揃えば、平均足がPACの下であってもロングする。上にあってもショートする。ただし、価格がPACで止まる可能性を考慮して早めの利食いを想定しておく必要があるだろう。スキャルピングとは、いかにうまく勝ち逃げするかが勝負なのだから。
また、平均足をカウントすることについて以前の記事に書いたが、格別スキャルピングにおいては重要だ。平均足の色が変わってから2本目か3本目でのエントリーが望ましい。4本目以降はエントリーを見送ると自己ルールを決めるのもいいし、いつ反転するかわからないと覚悟してエントリーするべきである。
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