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自己血糖測定ってどうやるの?

妊娠糖尿病になると自分の血糖値を把握しないといけません。具体的には血液採取から検査、使用機器の廃棄準備までですね。実際思っていたより簡単でした。

採血を決められた曜日、時間帯に調べる事で血糖値の上がり下がりがグラフ化出来ます。基礎体温付けた事がある人は分かりやすいかも。
食後2時間の血糖値120未満が理想で、週数が増す毎に下がりづらくなる傾向がありました。1回だけ我慢出来ずにバターチキンカレー白米で食べて130は出ちゃったけど。

「万が一150とか連続で出たら食べた物控えてすぐに連絡ください」と言われていましたがそこまでの事もなく。

数値を記録して2週間に1度糖尿外来へ通い、2回に1回採血採尿をして1ヶ月前から今回までの平均値を出します。
名前がグリコアルブミン(GA)という耳慣れないやつですが特に直近2週間の変化が分かりやすいんだとか。

血糖→分単位で変化する。瞬間なので短距離走のイメージ。
GA→長期での観察。マラソンの平均速度のイメージ。

私の場合は火、木、土それぞれ朝食・昼食・夕食2時間後に検査。火曜日のみ朝食前なので1週間で10回計測しています。初めは正直ちょっと多いかな〜と感じましたが、毎食ごとの人もいたのでこれは程度としては軽いようですね。

自己測定に必要なのは①本体②穿刺器(せんしき)③針④試験紙です。いくつかメーカーがあるようですがこれは病院によって違うみたい。

①の機器本体は病院から借りています。血液を採取した検査紙を即時に判定・記録。壊したらやだなぁ、流石に買うとお高そう…… と調べたらAmazonとか楽天で見つけました。1万円あれば買えましたが医療機器だから「あなたは医療関係者ですか?」との表示。

②穿刺器は複合ボールペンくらいの大きさで使用の度に先端に使い捨ての③の針をつけて使います。
ダイヤルで1〜5のレベル変更が出来る使用で、私の場合は1番小さな穴で十分と説明がありました。音は大きいけど痛みはほぼありません。指先って痛みを感じやすいパーツですが、爪立てる方が痛いくらい。

③検査針と④検査紙はそれぞれ使い捨てです。病院内薬局処方箋で購入してました。薬剤師とは異なる高度管理医療機器免許がないと販売出来ないんですね。
そして妊娠と名がつくのにこれは保険が効く…… ありがたいけど、疑問です。少子化対策として妊娠出産までの費用基本無料にならないかなぁ。

手順としては利き手ではない方の人差し指か中指にプツッと穴を開ける=穿刺(せんし)をして血液を胡麻一粒くらい出します。
それを本体に差し込んだ検査紙に吸わせて待ちます。ここまでで1分とかかりません。

針は医療廃棄物の為硬めのペットボトルに入れて病院の指定されたゴミ箱にポイ! 表面に針は出ておらず、一度使用すると更に奥深くに引っ込むので針がうっかり刺さっちゃう心配はありません。よく出来てるなあ。

検査紙は血液が胡麻程度ついているだけなので一般的な燃えるゴミ扱い。鼻血よりも少ないからね。止血も秒で済みましたし、青あざも出来ませんでした。念の為穿つ箇所は自分で意識的にズラしていましたが特に変化はありません。

医師からは37週目の時に「これで分娩始まったらもう何もしなくいいです。妊娠前のご飯でオッケー。赤ちゃんの1ヶ月検診に合わせて最後糖負荷試験、異常がなければ元通り!」と言われているので今は陣痛待ちです。

#妊娠糖尿病 #平成生まれコロナ禍出産

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