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鍼灸師として独立開業している卒業生インタビュー

私は、大学卒業時に柔道整復師の国家資格を取得後、鍼灸師の方も働いている「はりきゅう整骨院」で勤務していました。そこで、鍼灸の効果の高さや奥深さを体現したことで、鍼灸の知識と技術を会得することにより、施術の幅を広げられると思い鍼灸師になろうと決めました。
鍼灸師の国家資格を取得後は、もともと勤務していた鍼灸整骨院で働きながら、鍼灸の知識と技術を高めました。その後、整形外科のクリニックに転職し、リハビリテーションに鍼灸を取り入れ、歩行困難な方や手術後の後療など、様々な疾患を持っている方たちに鍼灸の施術を行っていました。それから3年後に独立開業し、中野区で「ひだまりはりきゅう接骨院」を開院しました。
独立開業した理由としては、鍼灸師を目指した時から、いつか鍼灸師として独立開業し自分の治療院を持ちたいという気持ちがあったのと、雇われていると患者様に対して自分がしてあげたい施術を100%することができない。もっと自由な環境で患者様一人一人に対して、じっくり施術をしてあげたい気持ちがあったからです。
鍼灸師になり3年で独立開業だと早いと思われますが、在学中も独立開業することを常に考え行動していました。在学中に勤務していた職場の鍼灸師の先輩達に知識や技術を指導してもらい、また学校の先生もプロなので、授業の合間や放課後に独立開業に向けての指導をしてもらい、積極的に鍼灸に向き合いました。
その努力もあり、鍼灸師になって実際に患者様へ鍼灸施術を施す時も緊張することなく、施術を行うことが出来ました。鍼灸はやればやるだけ知識も技術も向上していきます。だからと言って知識も技術もなく、やみくもに患者様に施術を施して良いわけではありません。
まずは、同業者、知人、家族など周りの方たちに協力してもらい練習してください。私も独立開業して院長になっても、その気持ちを忘れずに時間を見つけては、勉強と技術向上のため練習しています。
当院も独立開業して5周年を迎えました。鍼灸は本当に「無限大」です。痛みをはじめ、様々な悩みを持っている人たちに対して最高の治療薬になる可能性を持っています。これからも日々精進し、更なる技術向上を目指し、たくさんの患者様を鍼灸で幸せにしていきたいです。

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