自サツ者の思い

これは、自サツの名所として有名な、とある滝での出来事。

気分転換に友人と、

マイナスイオン浴びに行こうZE( ゚∀゚)人(゚∀゚ )

と、ノリwで出掛けたのよ。あ、この頃の私には一切希死念慮はなかったわよw母も存命だったしね。

神社仏閣、湖、紅葉、と色々満喫してて。道中なんとはなしに立ち寄った感じw自サツの名所でもあるのは知ってたけど、昼間だし観光客満載だったし行っちゃおうか!みたいなw

で、行ったら滝は綺麗だし、野生のカモシカまで見られたしテンションMAXだったわw

友人がお土産見たいと離れてから、私一人で滝を眺めつつマッタリしてたんだけどね。

何の前触れもなく、突然頭の中が

4にたい

でいっぱいになったの。手摺を掴む手にも力が入って。周りの音が遠ざかって。

もう仕事行きたくない。でも行かなきゃまた嫌味言われる。同僚とも会いたくない。どうせ自分は馴染めていない。朝起きるのも嫌だ。会社に行きたくない。でも行かなきゃ家族にも迷惑がかかる。でも行きたくない。苦しい。4にたい。

そんな思考の合間に気付いたの。あ、入られた。これヤバい。って。でもその場から動けなくて。金縛りってやつね。

20代。サラリーマン。中肉中背。真面目な男性。目を見開いてる。そんな姿が浮かんだわ。

手摺乗り越えたい衝動に、ひたすら抵抗した。

その時、友人が戻ってきて私の肩に手を置いたのよ。それで急に体が動くようになって。

ノラ「ヤバい」
友「ヤバいな。顔色もヤバいな。離れる?」

前々から友人は、私の体験知ってるし、同時に体験した事もあるから、説明しなくても分かってくれたのよね。

で、離れようとしたら今度は酷い頭痛と耳鳴り、首の後ろの痛み。あまりに酷くて吐きそうだったけどなんとか駐車場まで歩いて。

ただ、その場ではがしてもまた別のが来そうだったから、窓全開にしながら車で移動。ある程度離れたところで無理矢理ひっぺがした。

すっと消える痛みと耳鳴り。

友「寝てもいいよ」
ノラ「大丈夫。抜けた。疲れた。」
友「お疲れさんwやっぱダメだったかw」
ノラ「もう二度と来ないww」

数日後。たまたま顔出しに来た噂好きの伯母が、茶飲み話の途中でぶっこんできたわ。

伯母「そういや華○滝ってあるでしょ?あそこでね、、、」

26歳くらいの男性が自サツした、そうよ。

こういう情報って、こちらが望まなくても唐突に入ってくるのよね。

あとね、憑こうとする霊体は、首の後ろの窪みから入ってこようとするのよ。

塩風呂とか良いけど、出来るなら首の後ろまでしっかり浸かってね。

彼は、もう4んでるのに気付いてなかった。気付かないから、4ぬ前の苦しい気持ちのまま時間が止まってしまったの。多分ね。4んで楽になりたいと思いつつも、4ぬのが物凄い恐怖だったのね。生きるのも恐怖、4ぬのも恐怖。どっちつかずのまま飛んでしまった。だから4んだ後もどっちつかずのままになってしまった。

私?私は大丈夫よ。4の恐怖なんてなくなってる。4んで壊れるのは肉体だけ。彼のように未練らしい未練もない。

でもなんとなく、これは書いておきたかったの。

生きるにしても、4ぬにしても、自分の中の天秤はどちらに傾いてるのか、しっかり見極めてね。

出来るならば、こんな風に追い詰められる人が出ない社会、こんな事を考えずに生きられる社会になって欲しいけれど。

上手くいかないもんね。

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