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家が麦パン

2006年8月22日、SHIBUYA-AXにて、若若男女サマーツアー'06より。
Base Ball Bear、チャットモンチー、シュノーケルの仲良し3バンドによるライブのアンコールセッション。曲はオザケンの「今夜はブギー・バック(feat.スチャダラパー)」。好きで時々見てしまう。

とにかく若かりし頃の小出(Base Ball Bear)の張り切りようが微笑ましい。尖ってんな〜

もともと彼はヒップホップに傾倒していたから、MCをやらせたらどこのバンドマンよりも上手いのだが、本人は相当プレッシャーに感じていたらしい。
しかし、当時から小出による堀之内(Base Ball Bear)いじりは健在だ。
堀くんのドラムソロ(05:28〜)になると、「持ちネタ、イン・ザ・ハウス!君はこれしかできねえ!」。

一生懸命なんだけどいまいち声量が足りていない西村(シュノーケル)。
その後ろで黙々とベースを弾く関根、ギターを弾いてるんだか弾いてないんだかよくわからない湯浅(共にBase Ball Bear)。
えっちゃん(チャットモンチー)の可愛らしい声は会場と小出をメロメロにする。端っこで楽しそうに飛び跳ねるチャットとシュノーケルのメンバー。

永遠にこんな楽しい時間が続けばいいのに。この先彼らに降りかかる運命を知ってしまっている身としては、どこか切ない気持ちが込み上げる。
Base Ball Bearはギターの湯浅が2016年に失踪、シュノーケルは2010年に一旦活動休止(のちに再結成)、チャットモンチーはドラムのクミコンが2011年に脱退、そして2018年に完結した。

バンドは生き物であるということを彼らを見て思い出したりするのであった。

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