【日記】カードゲームは大人の遊び #海野波香のさざめき 【14】

そろそろビリヤードやダーツのポジションにカードゲームが収まりつつあると思う。つまり、大人の社交として退勤後に軽く遊ぶ娯楽として定着しつつあるのではないか。

私は小さい頃遊戯王をやっていて、大きくなってからはもっぱらMTGをプレイしてきた。

MTG。会議のほうではない。マジック・ザ・ギャザリングのほうだ。

最近はもっぱらデジタルゲーム版であるマジック・ザ・ギャザリング・アリーナをプレイしている。通称MTGA。異様なほど初心者と無課金者に厳しいのに、PC版には課金できない不具合がある。終わりだ。

それはそれとして世界最古のカードゲームをオンラインで遊べるのは最高に楽しい。たまに「なんで刷ったんだよこんなの」と叫びたくなるパワーカードに盤面を破壊される。

MTGには色というシステムがある。まあカードの属性のようなもので、一致する属性のエネルギー(マナ)を土地から捻出することで呪文を唱えることができるわけだ。

そして、私はその中でも死と力の色、沼からマナを引き出す色である「黒」を信奉している。

黒はいい色だ。

ハイリスク・ハイリターンの色。残酷で、残忍。目的のためなら犠牲を厭わない性格があり、犠牲を払って大きな成果を得ることで勝利を勝ち取るのが基本スタイルと言っていい。

私は子供のころになけなしの小遣いで「イニストラード」のパックを買い、《ヴェールのリリアナ》を引き当てて以来ずっと黒の信奉者をやっている。

調整中のマイデッキだ。レギュレーションとしては「ヒストリック」という少し古いカードでも使える条件で組んだデッキになる。

基本コンボは単純。1マナは《漆黒軍の騎士》を立て、2マナの《悪魔の意図》や《薄暮軍団の盲信者》でキーカードを引いてきて、3マナで《傲慢な血王、ソリン》から《血管切り裂き魔》を着地させる。

3ターン目に6マナの吸血鬼が出せる。これは非常に強い。月給20万なのに支払いを踏み倒して40万のPCを一括で買っているようなものだ。

《血管切り裂き魔》は強力な除去耐性を持つ上に、クリーチャーが1体死亡するたび2点ライフドレインするというインチキ効果を持つ。《傲慢な血王、ソリン》で吸血鬼を生贄に捧げると合計5点ドレイン。

MTGの基本ライフは20なので、回復手段がないデッキだと4回ソリンの生贄能力を使うだけで相手は死ぬ。実際はもっと早く死ぬ。

この基本コンボが強いため、他にどんな吸血鬼を入れるかが難しい。私のエースカードである《血統の守り手》でトークンを出してもいいし、《薄暮薔薇の棘、ヴィト》と《極上の血》の即死コンボを狙ってもいい。

MTGはいい趣味だ。もっと流行れ。友だちと遊ばせてくれ。もうランク戦は飽きたんだ……。

今日のはっぴー

  • チョコミントアイスを去年ぶりに食べた、やっぱおいしいね

  • 冷凍の焼きおにぎりが残っていたのを思い出してむしゃむしゃした、低GIで眠くならないのがいい

  • 八景島シーパラダイスで買ったイルカのぬいぐるみがもちもちで可愛い

  • フォロワーさんのツイキャスで沢山お歌を聴かせてもらった、歌はいいね

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