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2022/08/14 新幹線

1. 記憶にない時代

台風の影響で帰宅が翌日となった。
新幹線を変更した。オムツ替えの近くの車両の席が運良く空いていた。
今まで新幹線を利用する場合、オムツ替えの車両なんて意識することはなかった。
親になってみないと見えない景色があるもんだ。

新幹線の車両には子連れがとても多かった。半分以上は子連れ家族だった。
小さい子がいる家族はお父さんが抱っこ紐をしていた。
子供達はヨダレを垂らして寝ている。

ベビーカーを折りたたむのが大変だった。新幹線に乗る前に抱っこ紐に移行しておくべきだった。
一人で新幹線を利用する時には感じることのなかった煩わしさ。
(新幹線に乗る前に買ったセブンイレブンのコーヒーが余計に邪魔だった)

それでも親となった自分が子供と新幹線に乗る。
それが今は愛おしい思い出となって記憶に残る。

自分もこんなヨダレたれたれの時期があったかと思うと感慨深い。
自分の記録には1ナノも残っていない。

両親の記憶にも自分と同じように美しい思い出として残っていたのかなと思うと、少し恥ずかしいし、少し嬉しい。

きっと両親は覚えていないだろう。
これからたくさん子育てで大変な思いをするだろうにこんな小さな思い出なんか。

それでも両親と同じ景色が見えたことは今の自分にとっては感慨深い。

記憶にない子供時代を想像するのも両親の記憶を想像するのも感慨深い。

今度、聞いてみよう、自分の赤ん坊の頃の話を。

2. スケジュール


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