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4泊6日のマドリード紀行①・『夢見たマドリードへ』

2024年3月上旬に大学の卒業旅行と題して、スペインの首都・マドリードを堪能してきた。

東南アジア諸国への渡航経験はあるが、欧州は初の試みである。同伴した大学の友人も同様であったが、総じて大成功に終わった旅を紀行にして振り返りたい。

初の長時間フライト

2024年3月現在では、日本とスペインを結ぶ直通便はなく、どこかを経由していく必要がある。

今回はカタール航空を利用して、まずは、成田空港からハマド空港(カタール)までの約13時間のフライトに搭乗した。その後、3時間のトランジットを挟み、約8時間のフライトでマドリードのバラハス空港に到着した。

移動時間を計算するとちょうど24時間である。
アジアからヨーロッパへ飛ぶのには長時間移動がつきものだ。新幹線の1時間半でさえ腰をいわす僕には最初の13時間をどう耐え凌ぐかがポイントでもあった。

結果的には13時間のうち、機内食の時間以外の最初の10時間は爆睡しており、目を覚ましたらもうパキスタンの上空にいた。
窓際を選んだことでずっと内壁にもたれかかることができたこと、新幹線や飛行機内では便意を感じたことがない謎の体性があることが功を奏したと考えている。どちらかと言えば、パキスタン上空からハマド空港(カタール)着陸までの3時間が最も辛く、完全に目覚めてしまったことで寝ることができずに腰痛と戦っていた。

機内食の様子を。

親子丼

日本時間20時の出発で一食目が深夜の提供であったため、機内の照明の影響で場が赤く見えている。

これが二食目。着陸の3時間ほど前だったので、睡眠から明けて目がパキッているときに提供された。

パキスタン上空

カタール到着

随時体勢を変えながらなんとか3時間を耐え、ハマド空港に到着。現地時間4:55ということもあり、辺りは真っ暗。

空港内を移動するバスに乗って、空港の建物内へ。

ハマド空港は、ランプが頭に刺さった巨大な熊のぬいぐるみが有名。
カタールは乾燥帯に位置するためか、空港内にいても冬服では暑く感じた。
空港のトイレで歯を磨いたり、800円ほどのアイスコーヒーを買ったり(高すぎる)、早朝だったためほとんど客が来ない免税店の店員を傍観したりして3時間を潰した。

マドリード到着

カタール現地時間8時半に、マドリード行きの2便目に搭乗。こちらの機体は古い機種。座席前のモニターには、現代飛行機の醍醐味である3Dマップは搭載されていなかった。
記憶が定かでは無いが、こちらでも機内食が二食出た。

旅のお供である「地球の歩き方」を読みながら、予習を済ませ、いざマドリード着陸!

「ようこそマドリードへ!」と書かれている場所で写真を撮りたかったが、出口までのルートにはお出迎えの雰囲気のある場所は一切なく、呆気なさを感じながら空港を後に。

今回の旅では、初のヨーロッパということもあり、空港からホテルまでの送迎、帰国日のホテルから空港までの送迎をプランに追加していた。
空港の出口で、ドライバーさんと合流し、4日お世話になるホテルへ移動した。

ドライバーさんの他にもう1人、日本語が話せるスペイン人のガイドさんが同伴されていた。
その方から送迎車の中で、街中の移動手段や、スーパーの場所、街の治安などリアルに近い部分を直接教えてもらった。

ピルリと呼ばれる通信塔が車窓から

そして、ドライバーさんとガイドさんのお二人に渾身の"Grasias!"でお礼をして、いよいよ長年夢見たマドリードの街へ!

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