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2023年のベストバイ

今年一年間の購入品を、最優秀賞 / 優秀賞 / 買ったばかりで優秀賞には早いけど気に入ってるで賞 / ため息賞 に区分してみた。

各区分の定義は以下。

最優秀賞
お前がいなかったら去年とそう変わらぬ一年だったかもしれないと言えるもの。私物になってから共にした密度が最も高いもの。

優秀賞
手にしたことで生活が快適になったもの。単に生きる上での必需品までは言いすぎだが、俺が俺らしく快適に生きる上では必需品と言ってもよい。

買ったばかりで優秀賞には早いけど気に入ってるで賞
もっと一年間の中頃に出会っていればランクインしていた可能性のある遅咲きアイテム。気分的には優秀賞レベルの気に入り方である。

ため息賞
金を返せと怒号を鳴らしたくなるようなストレッサーアイテム。

【最優秀賞】

●コンパクトディジタルカメラ

躊躇なくこちらを選んだ。
他人と被りたくないのでメーカーや商品番号は伏せさせていただくが、こちらは2008年製(多分)の中古品である。今年の夏に都内の店舗で購入した。
夏はもちろん、秋・冬に出向いた各所で写真を納め、今はそれがデータメモリ爆増の悩みになっている。
もともと一眼のフィルムカメラを持っていたが、重量が大きく持ち歩くことに適していなかったため、コンパクトかつノスタルジックな色合いで写真を撮れるカメラを春先から探していた。
樋口一葉を握りしめ、これで良いのがあればと歩兵の心意気で店舗へ入ったら、片手でおさまるフォルム、昔ながらのシンプルなデザインに魅了された。お値段まさかの4000円。野口英世が帰ってきたのを覚えている。

実際に撮った写真をどうぞ。

夏の北海道。東京で息苦しさを感じていた日々を嘲笑いたくなる景色だ。
低山の紅葉。紅葉のベストタイミングは過去のデータを鵜呑みにできないので難しい。
真冬の田舎町。有名地なのでどこか分かる方もいるだろう。

【優秀賞】

●Fire TV Stick

Amazonのセールで購入した。恋人が買うか迷っていると言い出したことがきっかけとなった。多い時は週に2回ほど画面越しでのサッカー観戦をするのが10年来の趣味なのだが、大画面でゴロゴロしながら大好きなチームのサッカーを観ている時間は至福だ。そこに恋人も一緒にいると尚良い。

●Columbiaフリースベスト(古着)

ここで主張したいのは古着であることではない。
皆さんベストについてどういう印象を持っているだろうか。
以前までベストといったら中途半端な服、目的があやふやな服、意思がなさそうなど酷い偏見ばかりを抱いていた。ところがどっこい、温かくて、便利で、目的意識が強くて(?)、責任感の強い(?)アイテムだったことに今年ようやく気が付いた。
特に、冬は防寒目的で長袖を何枚も重ね着すると、腕・肩の可動域がグンと狭まくなりがちだ。この時にインナーを長袖ではなくベストにすることで、保温性はそこまで下がらず、なおかつ腕と肩が元中日の英智かのようにぶんぶん動く(分からない方は「英智(ひでのり) 引退セレモニー」とでも調べてください。えげつない動画が出てきます)。
重ね着によるごわつきを感じている方にはお勧め。

●アシックスランニングシューズ

こちらもAmazonのセールで買った。「セールやってるなー、いいのあるかなー」という正月にテレビ番組を行ったり来たりするかのようなテンションでランキングを見ていたら出会ったアイテムだ。僕にとってオールブラックの靴はどんな服装でも合うからこそ逆に買わない「逆張り」の対象となっていた。アルバイトで履くための汚れてもいい靴として購入した(本来はラ人ニング用に買ったが続かなかったので精一杯の言い訳)。
汚れてもいいサ!と半分投げやりな心の僕に、3000円弱(値下げ後)の提示は美味しすぎる。また、このアイテムは「4E」という規格なので”横幅広いマン”には打って付けだ。安い、汚しても目立たない、いざという時には走れる(本質)、横幅はまるでランドクルーザー。ちなみにJOLT4もあるが、JOLT3より厳つい形をしているので、よく見て決めて欲しい。

【買ったばかりで優秀賞には早いけど気に入ってるで賞】

●Columbiaリュックサック

今年のクリスマスプレゼントとして購入したばかりである。日常使いに取り入れてまだ1週間ほどで、さすがに優秀賞にするのは気が引けたので、異なるブロックを作ってみた。その結果、ブロック名が長くなってしまった。
容量20Lのリュックはどのブランドでも作っているほどゴールデンサイズだが、「これ本当に20Lも入るの?(疑心暗鬼)」というタイプと、「20L以上入りそうじゃない?」というタイプの2種類があると思っている。こちらの商品は前者だ。というのも、デザイン上、横には広がらず、かと言って奥行きを出せるタイプでもないのだ。非常にコンパクトで、背負った自分を見てもドテッとしている印象もないところが気に入ったポイントだ。
収納サイズとしては、14インチのPC、iPad、厚目のノート3冊、その他細々としたものでメインポケットは一杯になるという感覚でいいだろう。
大学へ行って直帰してくる日や、街中をぶらぶらする日、バイトへ行く日には最適だ。一泊以上の旅行には向いていない。

【ため息賞】

●Lightning - USB カメラアダプタ(Apple純正品)

ゴミ屋敷のようにiPhoneに溜まりに溜まった写真たちを外付けHDDに転送したいがために5000円近くを投じた結果、iPhoneは電力不足の問題で使用不可というお話。調べると、同じ結果を招いている仲間がチラホラいて、話を聞きに行くと、こちらを買うべきだったと。

調べずに両端子を見ただけで購入に運んだ自分も愚かだったが、こうやって間違いさせるのがAppleの仕業か…(違う)と睨んでやった。
ただ、前者のアイテムでも別売りのUSBハブを取り付ければ使えそうなので、時間のある時に試してみようと思っている。

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