好きなことを仕事にする ~オカリナ一本で生計を立てるには~
音楽だけで生計を立てることができたら
どんなに良いだろうと思ったことはありませんか?
この記事では、現オカリナ講師のジャスティンが、今までたくさんの苦労と試行錯誤を繰り返した中で見つけた
楽器(オカリナ)で生計を立てるまでの7つの現実的なステップ
をお伝えします。楽器演奏でこれから生きていこうと思っておられる方が、私がした失敗や無駄な努力を避け、大事なところにだけ力を注ぐための助けになればと思います。
(この記事は約13分で読めます(約6500文字))
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「オカリナ奏者」の形
プロのオカリナ奏者といっても、様々な形があります。
・音楽関連の会社に勤め、教室、またはオンラインでレッスンをする方。
・自分でオカリナ教室を立ち上げる方
・各地のオカリナ、または音楽イベントに参加し、出演料をもらって演奏を披露する方
・自分でコンサートやライブを企画し、お客さんを集めてチケット代や物販から収入を得る方。
・楽譜や教則本を出版し、収益を得る方
・アルバムを発売し、収益を得る方
ざっとこんなかんじです。
どれも無理 _:(´ཀ`」 ∠):
ええ、正直難しいです。かなり多くの人が挫折しています。ですが、以下の手順を一つずつ追っていけばできます。まずは最初のステップ。
① まずはとにかく自分の演奏を誰かに聞いてもらいましょう
最初は友達や家族で構いません。とにかくまずは「人前で吹く」という行為に慣れましょう。「人前でも吹ける」というのはオカリナ奏者の必須条件だからです。
ただこれは決して「人前でも緊張しないようになれ」という意味ではありません。それは無理です。私は20年ほどオカリナ演奏をやっていますが、未だに人前で吹くのは緊張します。もっと長い経験を持つ先輩方もそうおっしゃいます。
「人前で吹くという行為から逃げ出さない」という勇気さえ持てれば、その人がオカリナ奏者として歩んでいける可能性は非常に大きくなります。
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② オカリナを習う
これは、オカリナの吹き方を学ぶだけの目的ではありません。
「教え方」を学ぶんです
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