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おかんのプレゼンテクニック〜資料編

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005. プレゼンノートのすすめ

 プレゼントテーションすると決まったら、そのプレゼン専用のノートをつくることをおすすめします。

 B5のcampusノートなどがおすすめです。薄いノートで充分です。何を書くかというと、これからプレゼン当日までに考えたことや調べたこと全てです。例えば「学生向けの携帯アプリの企画提案」というプレゼンの場合、私なら、このようなことから書きはじめます。

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 学生って中学生?高校生?大学生?

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004. 先にスライドタイトルを決めない

004. 先にスライドタイトルを決めない

 プレゼンのスライドを作るとき、何から始めますか。

 「まず始めに、タイトルだけを入れたスライドを並べて構成を考えろ」という指導を受けたことがある方も多いとおもいます。いきなり一枚のスライドを作り込むのではなく、全体の流れを考えましょうという意味では良い方法に思われます。

 しかしこの方法には落とし穴があります。単に「背景」「課題」「提案①」「提案②」などとタイトルを入れたスライドを並べたとこ

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003. 資料の密度

003. 資料の密度

 プレゼンは、スライド1枚あたり1分で説明しましょうと言うと、「それって資料の密度によりますよね」と話す人がいます。

 そのとおりです。つまり私が伝えたいのは「スライド1枚を、1分程度で説明できる密度で作りましょう」ということです。説明に90秒以上かかるスライドは、情報を詰め込みすぎている可能性が高いのです。

 密度の高いスライドは、プレゼンを聞きながらでは理解しにくく、体裁を整えるのにも時間

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002. 1分1枚の法則

002. 1分1枚の法則

 プレゼンするときのスライド枚数は、プレゼンの持ち時間によります。発表時間が10分ならスライドは10枚程度が望ましく、これを1分1枚の法則と言います。

 このとき、真面目な皆さんは悩むと思います。「表紙や目次を入れて10枚なのか、それとも中身だけで10枚なのか」と。

 答えを先に言うと、表紙や目次を入れて10枚で作ることをおすすめします。スライドは、タイトルや目次を読み上げて送るだけでも数秒か

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001. はじめに

001. はじめに

 プレゼン資料を作るとき、まず考えるのは2つの「時間」です。ひとつは発表の持ち時間、もうひとつはプレゼン準備にかける時間です。

 発表の持ち時間が10分の場合、スライドは10枚程度が望ましく、これを1分1枚の法則といいます。発表スタイルにもよりますが、1枚のスライドを30秒以下で送るようなプレゼンは聞き手にとって忙しない印象を与えます。反対に、1枚のスライドに90秒以上かけてしまうと、聞き手は「

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