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苦手なことをしなくなると、人生が好転する

「苦手なことをしなくて済むから、今は幸せ。働いているというか、好きなことをやっているだけ。それでお金をもらえるなんて有り難い。」

久しぶりに会った元同僚の言葉です。彼女は、公立小学校の先生を10年ほど前に辞めました。その後、世界一周の旅に出かけていきました。

今は、私立の小学校で理科専科の先生として働いています。

公立で働いていた時は、クラス担任の仕事、学校経営の仕事、保護者対応など、様々なジャンルの仕事をこなさなければなりませんでした。その中には苦手なものもあったそうです。

でも、現在は、自分の好きな理科の授業に関連した仕事に特化しているので、ストレスも溜まらないそうです。生き物や植物が好きなので、自ら採取に行ったり育てたりしたものを使って、理科室に手作りの掲示物を並べるのも得意な人です。

そんな生活にシフトし楽しく日々を過ごしていたところ、理科の教育の雑誌への寄稿も依頼され、彼女の書いた記事が雑誌の記事の中の大賞を取ったそうです。おめでとうございます!

彼女の評価された点は、普段当たり前にやっていることを紹介したところだそうです。雑誌の記事だからといって意気込んだものではなく、ありのままのことを伝えるのがいいんですね。これも素敵!

また、理科が好き・動植物が好きとSNSでも発信しているため、理科教育のフィールドワークのお誘いも絶えないそうで、全国の研究熱心な先生との出会いの中で、さらに刺激を受けているとのことです。

話を聞くと、理科の先生仲間と屋久島や桜島などに行っているそう。先生方、忙しいのに、仕事ができる人は時間の使い方が上手いですね。

人によって、向き不向きがあり、それはやってみないと分かりません。彼女のアドバイスとしては、発信し続けることは大切だと言っていました。そうすれば、自分がどういう人間かが人に伝わり、人が自分の良さを認めて引き上げてくれたそうです。

今は、私立小での勤務の他にも仕事をしていて、忙しそうです。そういう仕事も人が紹介してくれて、自分も楽しんでやっているので、休みは多くはないけど、働いているという感じでもないのだそうです。

自分が苦手なことは、人に任せてしまっていいと思います。何でも自分でやらなくても、意外と誰も困りませんから。



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