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世の中をうまく活用すること。


わりといまの若い世代は

オジサンらが若い世代のときより

世の中のいま流通している物事を

より多く、より広く活用できてる。


明らかに最初から洗練されているもの

最初からいいものを得やすい環境。


世の中も若い人に

時流が合っている進め方を

ついついしてしまう。


ネットの普及があったことで

古い世代の当時の若者とは

だいぶ人生も違うんだろうな。


すぐにわからないことがあっても

手のひらサイズで調べたら見つかる。


これに最初から触れられることは

すごく大きなアドバンテージですね。

だからこそ、躊躇することもあるが。


ただ、年をとると世の中の流れに

途中から同じようになぞって

ついていくこと自体が億劫になる。


わからないことに対しての

自分の耐性が弱くなっていく。

もうわからない、いいやコレで。


不思議とそういう感情が上回る。

新しいこと=若い人に有利、で。


知らないことが増えていくこと

それに対するあきらめも出る。


二十代で出会うものと

四十代で出会うものは

たとえモノが同じでも

感覚はだいぶ違うことは

否めない。


そしてこのテーマは各世代に

等しく訪れる永遠の課題で。


いまの若者も数十年経てば

同じように課題を感じて

繰り返しループするはずだ。


自分がやってきた過去を

新しく塗りつぶされてしまう

書き換えられてしまう

せつなさ、やるせなさ。


いいや、自分には自分なりに

努力してきたやり方があるんだと。

そこに固執してしまう傾向がある。


どうしても自分の実績だから

自分も信頼を置いているんでね。


新しいことは、新しいことだが

自分の実績をちょっと

否定されたような感覚に

なってしまうのかもしれない。


これは誰しも持つ感情であり

自分の経験上の、実績への信頼

依存とでも言うべきか。


同じ基準に合わせていくのは

多少の疎外感もあったりして

正直しんどいでしょ?


等しく起こる世代ズレがあり

それを解消できないまま

時だけが流れ、役立ちたいのに

役立てられない人を大量に生む。


このポイントに突破口を

見いださないと、日本では

機能しない人の滞留が

全く解消されないんです。


ここを放置して進めているから

一部しか機能せず、その一部に

負担が大きくかかるような進め方。

昔の自転車の重い変速、一段か笑


このウイークポイントを諦め

犠牲を出しながら、機能しなくても

強引に進んでいる感じがある。


願わくは、機能しない人が

自分たちで主体的に動かせる

雰囲気を高める何か仕掛けが

できるといいのだが。


人口が減少しすぎてからでは

遅いからいまやるべきタイミング。

たとえ失敗したとしてもね。


たとえば、80年代や90年代の

歌が好きな人はその時代の曲が

好きだから何年経って古くなろうが

その歌ばかり聴く人が多いでしょ?


たぶんそれと構図は同じです。

その年代で直接受けたモノが

自分に一番シックリくるから

その年代のものを選び続けるんです。


そう考えると各世代に合わせて

得意なやり方で力合わせてみると

できることが、当然あるし当人も

意欲的にもなれると感じます。


自分の時代の歌を好んで

聴き続けるように

自分の時代に合ったやり方を。


いまの時代とうまくつないで

やれるのであれば機能する人は

確実に増えていくのではないか?


こういうヒントに気づいて

みんなで取り組む雰囲気を

つくっていけば。


自分たちで雰囲気をつくれない

日本人の弱点からの脱却もね。

言われたことしかやらない弊害で。


うまく活きる人が増えて

社会全体の人の機能性も

増していくと思いますけどね。


ワタクスがやるべきだと思うのは

こういうボンヤリしたこと。


ボンヤリしてるものは

みんながボンヤリ見えていて

見えてないわけではない。


だからこそ見えてくれば

みんなで共感、理解して

新しい流れを生み出す。


ハッキリしたことばかり

求められる風潮にあるけど

打開するには逆にボンヤリ。


みんなが見えてるボンヤリは

見えてくると、より可能性が

広がるのではないですか?


ワタクスにはその可能性が

ボンヤリしてるけど、逆に

面白く人を惹きつけるものだと

ハッキリと感じてますけど笑




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