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御用納めのテストプレー

おかげ様で本年も今日で仕事納めであります。

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今日は近所に昔から在るおでん屋で少々賈い物をして帰宅しました。
そして斯くの如く熱燗で一杯やっていたところであります。
おでんを賈う時は昔からこのお店に決めているのです。
決して安易にコンビニエンスストアで賈わないのが私のコダワリです。

この時期のこうした晩酌は誠に以って良いものであります。

とりあえず数日かけて少しずつ部屋の掃除やら何やら濟ませており、あとは新年を迎えるだけとなりました。
漸く私にも年末のゆっくりとした時間が訪れたのであります。

そこで先程迄、例の自作ゲームの續きを致しておりました。

↑前回の物語
前回、オープニングイベントにて山賊に襲われていた女の子を助けたのでありますが「お礼がしたい」との事でその子の住んでいる村に行く事になりました。

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村に到着すると男の子が心配そうに待っていました。
「ムスメ」とありますが、前回助けた女の子にもお名前を附ける事になりまして、差し當たって適當な名前が思い浮かばなかったので「ムスメ」と致しました。
どうせ後で村の名主に人別帳届を書いてもらい藩庁の役所に在る戸籍課に提出して手数料を支払って手續きすれば改名出來るのです。
とりあえず、この女の子は「ムスメ」としておきます。

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因みにこの男の子にもお名前を附ける事になります。
…これはもう仲間になると云う事を暗示している様なものです。RPGのお約束なのです。

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…とりあえず、この男の子にも適當な名前が思い浮かばなかったので「ゆめわか」と致します。
「何者だそいつは?」と思った方は調べてみると宜しかろうと存じます。
「オススメRPG」にはこの名前が定番なのです。

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なにやら村人が集まっておりますが、安藤と名乗るお侍さんが村に來ております。
どうやらこの人は藩の侍で先に斗った山賊を討伐に行く様です。
後ろに控えている青い羽織の人が村の組頭で、その後ろには捕り方と思われる役人が3人居ります。
そうこうしている内に役人達は討伐に出掛けてしまい、この男の子の家に場面が移ります。

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どうやら件の山賊は「オニノコ一味」と云う名前らしいです。

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その山賊の本拠地が「ノコギリ山」と云う場所らしく、先程の役人達はそこを直接叩くつもりの様です。

さて、ここで土地勘の有る方はお氣附きでしょうが、このゲームの舞台は千葉縣なのです。
やはりクソゲーのRPGは千葉縣を基にした世界で繰り廣げられるものなのです。

…もとい。千葉縣は私の第2の故郷と言うべき思い出深い場所で、このゲームのキャラクターの多くがここで生み出されたのです。

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曲がりなりにも、ちゃんと現實の地形に則ってフィールドが作られています。
房総半島だけで巾140×高さ210マスを数えます。
三浦半島と画面上方に江戸の町、そして東海道を通り左端に小田原と思しき町がチラっと寫っております。

そして山賊達の根城となっている「ノコギリ山」も實在するのです。
この「オニノコ一味」とは「鬼の子」と「鬼鋸」をかけているネーミングであり、先の記事にてコメントでご指摘を戴きました山賊が使っている武器が「ノコギリ」である理由はそこにあります。
鋸山で活動していると云う事はこの手に持っているノコギリは石切鋸と云う事になります。

とりあえず現状の説明がついたところでありますが、ここで普通、王道RPGの筋書きでは何故か主人公に救いの手を求めてきて特に關與した人物と「一緒に倒しに行こう」等と云うよく解らない熱い展開が行われるところでありますが…

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そんな(単純な)熱血漢はいません。
何分にも百姓なのです。普通の村人です。非戰斗員です。
とりあえず主人公も現時点では「赤の他人」なのでお互い深く關わろうとしません。當然です。
先程の名前入力の期待を見事に裏切ってみせるのです。

さて、漸く主人公も操作出來る様になりました。
とりあえずRPGでやる事と云えば「他人の家を物色する」事でありますが、例に漏れず手近な所から調べる事に致します。

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とりあえず目の前に在る鍋を調べてみます。
すると、この女の子手作りの味噌汁を食べて気力(MP)を全快する事が出來ます。

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食事風景はちゃんと料理の一枚繪を入れる事にしております。

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更にこの家には湯殿が有るので調べてみると女の子がお風呂を沸かしてくれます。
どうやらここではHPとMPをタダで回復出來る様です。
助けてあげたのですから、これ位の待遇は當然です。
但し、この味噌汁と風呂はオープニングイベントで女の子を助けるのを4回以上断ると戴けなくなります。

さて先の戰斗で受けた傷も癒えたところで、本格的に村を漁って他にも何か「拾得物」が無いかどうか調べていこうかと思います。

今回はこゝ迄と致します。


恐らくは本記事が今年最後のnoteの發信になろうかと存じますが、noteをご覧の皆々様におかれましては本年も多分にお世話になり、誠にありがとうございました。
皆様の良き年末年始を祈念致しまして、ここに謹んで電報をお届けする次第であります。

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御免くださーい!電報でーす!

それでは、良いお年を…。

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