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「僕はコミュニティマネージャーとして生きていく」

はじめまして、小父内 信也(おぶない しんや)と申します。
地球上に10人しかいないという珍しい苗字なので、聞き覚えがあるという方は以前どこでお会いしているかも……しれません^ ^

さて、私は昨日までSansan株式会社で“名刺でつながるビジネスのためのSNS”、個人向け名刺アプリ「Eight」のコミュニティマネージャーとして200万人以上のユーザーさんを繋ぐ活動をしてきました。9年以上在籍していましたが、これ、まじでめちゃくちゃ楽しかったです。

そしてその思いを心に持ったまま今日、起業しました。
合同会社Obuという会社(そのままwww)で、CS関連(コミュニティ/CS/サポート)のコンサルティング事業をメインに独立いたしました。

引き続きEightでの仕事も続けさせていただきます。ですが、それだけではなく新しい仕事の一つとしてSpready(スプレディ)というスタートアップにもジョインすることに決めました。

「それに当たってコミュニティとはなにか」「なぜこのタイミングで起業してスプレディの仲間になるのか」を書き残したいと思い、今こうして筆を取っています。

出会いとコミュニティについて


突然ですが、私は昔から「もったいないことが大嫌い」です。それが自分自身の軸になってきました。

例えばフードロス(食品廃棄)の問題でいうと、世界には満足に食べられない人がいる一方で、多くの食品が捨てられているという現象が起きています(日本だけで600万トン以上!)。こういった、世の中に無数にある凸凹をなめらかにしたいというのが私の原点です。自分の限られた時間(命)を、そこに懸けたいのです。

これは人と人の関係に関しても同じです。出会いによる予想外の化学反応が、ワクワクさせる何かを生み出すことはよくあります。でも、まだ出会っていない人との出会いを作るって、自分1人ではできないことです。

だからこそ、自分はその“場”となるコミュニティを通して、偶然では出会えないような繋がりを作る役割を続けています。

私たちは毎日偶然の出会いを繰り返していますが、その中でも人生を好転させるくらい大きな出会いは、後に「あれは必然だった」と感じるものです。
そんなご縁を1つでも生み出すことが自分にとってのコミュニティ観であり、コミュニティマネージャーとしての役割だと思っています。

コミュニティマネージャーがいないコミュニティが最強

一般的に「コミュニティマネージャー」は、あるサービスやプロダクト、共通の関心ごとに関するコミュニティを立ち上げて管理する人のことですよね。

でも自分は、もっとシンプルに動いてきました。自分が好きなものを一緒に好きになってもらったり、ちょっと躓いていたりする方をフォローしたりすることが役割だと思っています。

一言でいうと、一緒に楽しんで、よりよい未来を作る「仲間」です。同じコミュニティにいる仲間の1人として、活動にコミットメントする。強いて言うならば、他の仲間よりもコミット度合いがちょっと高い役です。

だから、極論ですがそもそもコミュニティや仲間に「マネージャー」っているのかな?と考えることもあります。
理想的なのは、そこに集う全員が自発的に動いていたり、まとめる役割を順番に回したり、自走しながら、かつ持続可能な状態になること。

それでも僕がコミュニティに関わりたい、と思い続けるのはそこに「安心できる場」を提供するためです。

コミュニティの規模が大きくなると、なかなか全員が同じ熱量で参加できなくなりますが、その一方できちんと機能すればたくさんの繋がりが生まれる可能性も高まります。

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「たくさんの出会いをサポートしたい」という信念は一貫しています。だからこそ、私は肩書きの「マネージャー」という言葉にとらわれるのではなく、もっと本質的に仲間のひとりとして豊かなコミュニティを築きたい、という思いを持ち続けて動いています。

Spreadyにジョインする理由

いま、40代も手前に入り、改めて自分自身が出会いに救われてきた人生を送ってきたな、と心から思います。

苗字だけでなくこれまでのキャリアも割と珍しい道のりを辿ってきました。遊び呆けていた大学を中退した後、昼は防水職人、夜はRapperとして渋谷や六本木のクラブ回りを5年ほどしていた時期もあります。

Rapはいまも趣味で続けていますが、これまで送ってきた建設業(防水職人)→製造業(生産管理)→ITベンチャー(コミュニティマネージャー)という主なキャリアはすべてそれまでの出会いやつながりで形成されてきました。

ご縁が繋いでくれた人生だからこそ、同じように出会いを作ることを生業にしたい。そして、その可能性を無限に拡げることにフォーカスしようと独立しました。

Spready(スプレディ)という始まったばかりの会社にジョインするのも、とあるご縁がきっかけで、そのビジョンに共感したことから始まっています。

Spreadyは“ご縁つなぎプラットフォーム“を謳うサービスです。

具体的には、主にビジネスの面で多くのつながりを持っている人(「スプレッダー」と呼ばれる登録制のユーザーさん)が橋渡し役となって、困っている人と解決できそうな人を繋ぐモデルになっています。

私が強く共感したSpreadyの特長は、スプレッダーさんが紡いできた本当の“つながり”によって、新たな出会いが作られることです。想いに共感する、応援したい、信頼している、といった気持ちがある人同士が出会える世界を作っています。

「あの人とあの人は気が合いそうだな」
「あの人に出会ってないともったいない」

これまでこの世界で自然と行われてきた、このあったかい“つながり”によって、世の中の困りごとはたくさん解決されてきました。そのつながりがSpreadyという場に集まることによって、新たな出会いと課題の解決が加速すると私は信じています。

今後はまず、「人と人のご縁をつなぐ」スプレッダーさんたち同士をさらに繋ぐコミュニティづくりを手伝っていく予定です。

Spreadyとスプレッダーさんたちを通して、世界中が一つのコミュニティ、仲間になる。

その中で私にできることは、自分のバリューを最大限に発揮して、これからも特別な「人と人の出会い」を変わらず作っていくことだと信じています。

もし少しでもご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ以下で繋がらせていただけますと嬉しいですっ!!

■Spready
https://spready.jp/

■私のプロフィール
https://profiee.com/i/obuobu26
(このProfieeというサービスもスプレディ社が手がけています、繋がりのある方はぜひ紹介文を書きあいましょうー!)

■名刺アプリ Eight
https://8card.net/p/obuobu

■Facebook
https://www.facebook.com/obunai


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