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ドキュメント20min. (NHK)

北区赤羽 路上にて

初回放送日:2024年6月10日

ドキュメント72時間スピンオフ。赤羽の路上にいるという靴磨きのおじさんを見つめる奇妙な物語。ぶっつけ本番のロケの先に、72時間取材班は何を見ることになるのか。 事の始まりはドキュメント72時間制作班に視聴者から寄せられたメール。「赤羽の路上にいつもいる靴磨きのおじさんに密着した72時間ができないか」。しかし、取材班が現地に向かうと、思わぬ展開が待ち構えていた。靴磨きのおじさんとは何者なのか。赤羽とはどんな街なのか。そして、なぜ72時間の放送枠ではないのか。時代が移り変わる中で、見かけることのなくなった路上の靴磨き。取材班は赤羽の路上に何を見たのか。
(以上公式HPより)

「ドキュメント72hours」が好きで、毎回じんわりと視聴しているが、今回のスピンオフはベスト1だと思う。

赤羽といえば、朝から飲める庶民的な町=ハイソとは対極な場所というイメージがある。昭和的というか、なんとなくホッとできる雑多なところ。
そこに"屋台の靴磨きおじさん"という、さらに時代に取り残されたような方がいるなんて。

取材の結果、おじさんの名前とかつて住んでいた場所は判明した。しかし、40年以上前の話でアパートも取り壊されており、詳細は不明のまま。スタッフ以上に、私をはじめほとんどの視聴者は彼の姿を見られると思っていたのではないだろうか。
「昨年の夏、かなり体調が悪そうだった」というコメントもあり、もしかしたらもう…。そんな不安な結末に、私は一縷の望みを託す。

「『外で仕事しなくても、生活できるんだから』と、息子に言われたって」とコメントした方がいた。
お一人暮らしではなく、ご家族がいるのならば。
靴磨きをしていなくても、どうか、どこかで元気に生きていてほしい。
あの番組を見た御親戚や知人の方から、良いお知らせが届くことを強く祈っている、


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