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「RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー」 (映像の世紀 バタフライエフェクト)


初回放送日: 2022年7月4日
最強の女性判事と呼ばれたルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称“RBG”。87歳で亡くなるまで法廷に立ち続けた。公明正大な人柄で、連邦最高裁判事として、性別に基づく不平等に立ち向かう姿は、アメリカの宝と呼ばれた。RBG誕生までには、自由と平等を求めた女性たちの百年にわたる闘いがあった。参政権を求め命がけで抗議した女性、世界一周を目指して空に散った女性パイロット。信念のバトンをつないだ物語である。
(以上、公式HPより)

◼︎「映像の世紀」は"過去における未知の事柄"を、わかりやすく教えてくれる番組だ。おかげで私は毎回、新鮮な驚きと感銘にひたる事ができる。
今回は「女性たちの100年リレー」と、その先に続く希望の布石を紹介していた。

◼︎ イギリスの活動家エミリー・デイヴィソン、アメリカの飛行士アメリア・イアハート。
共に高名な女性なのだが、私はこの番組で初めて御名前を知った。
興味が無かったわけではない。単に知る機会に巡り合わなかっただけだと思いたい。

嫌らしい言い方をあえてする。一部の男性優位論者達にとって、このような女性活動家を広く知らしめる事は彼ら自身の存在を脅かすリスクだったのではないだろうか。
ギンズバーグ氏の言葉を借りると、「女性の首元を踏みつける足を退かせない」為の目隠しにも思える。

だからこそ、この番組で彼女たちの生き方を知れた事は大いなる僥倖だった。
僥倖に留めるのではなく、その先につなげるのが、彼女たちのバトンをリレーする事になる。大それた事はできなくても、身近なところで先人達の意思をつないでいきたいと思った。

◼︎ RBG=ルース・ベイダー・ギンズバーグ
この方の名前も、番組で初めて知った。
法律家として一生を全うした姿勢は尊敬に値するが、病に侵されながらも筋トレをして生きるその執念に驚嘆した。
自分の為だけではない。先人の後を継ぎ、更新へ繋げる意志の強さは、人として生きる使命を体現している。
彼女を支えるというより、共に生きた夫も素晴らしい人だったのではないだろうか。

◼︎ 今回の番組で知った、3人の素晴らしい先輩方に関する本を、近日中に読もうと思う。

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