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第1部 ドラマ 松本清張と「小説 帝銀事件」 (NHKスペシャル未解決事件)

GHQ占領期の〝闇〟に切り込んだにノンフィクションの大作「日本の黒い霧」を書いた松本清張。そのきっかけとなったのが帝銀事件だった。逮捕された平沢貞通には、犯人という明確な証拠や動機はなく、無罪を主張し続けるも死刑が確定。
しかし清張は、警察が当初「真犯人は軍関係者」としながら、捜査線とはかけ離れた平沢に向かっていったことを強く疑問視する―。

清張の死から30年。裁判や捜査資料、関係者を徹底調査して、真相を追った清張の“知られざる足跡”を独自取材し、その闘いをドラマ化する。
(以上公式HPより)

怨念の作家・松本清張氏。その情熱と信念には畏敬の気持ちを持っていたが、この番組を見て益々その想いが強くなった。
大作家が執筆する原動力は、その心そのもの。
彼の深い洞察力と卓越した記述力によって著された作品を読める幸せ、私たちはもっと読んで考えるべきである。

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