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「首都騒然!東京マラソン誕生〜人々の心がつながった日〜」 (アナザーストーリーズ)

2007年2月18日、およそ3万人のランナーが参加して初開催された「東京マラソン」。そこに至るまでの苦労と経緯、そして当日を支えた医療者たちの影の活躍についての記録。

市民ランナーにとって、一番人気の憧れ国内レースNo.1は「東京マラソン」だと思う。私は2019年の3月、念願叶って初めて出走できた。スタート前から氷雨が降りしきり、凍えるような寒さの中レインコートを着て走りきった。これまで参加したレースの中で最悪の環境だったのに、一番思い出深く最高の思い出となった。

その理由は、一人で走るフルマラソンなのに少しも孤独を感じなかったから。ランナーだけで37500人いたからだけではない。冷たい雨なのに沿道の応援が途切れず、知らないもの同士が声援を受けて応えるさまを心身で感じられたからである。

この番組を見てその日の事を思い出しながら、改めて"市民ランナーの為の大会"としてレース開催に尽力下さった早野忠昭氏に感謝した。

そういえば、新宿都庁前でスタート地点で手を振ってくれたのは小池百合子都知事だった。思わず「ゆりこさ〜ん!」と叫んでしまったが、雨の中笑顔で応えてくれた都知事は素敵だなと思った。

昨年は五輪選考会も兼ねていたので、エリートランナーのみの参加で開催された東京マラソン。今年はどうなるのか、残念ながらやはり難しいのではないだろうかと。

オンラインマラソンも悪くはないが、やはりマラソンの醍醐味は沿道のあたたかい声援と、美味しい給食である。

疫病が収まって、なんの気兼ねもなく人々が交流し合える日々が戻ってきて欲しいと心底願ってやまない。





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