怒りと火星

火星の意味するもののなかに「怒り」があります。
火星のある場所はそのひとにとって何に怒りを感じるかを知るヒントにもなるかと思います。

怒りと聞くとマイナスイメージに聞こえますが、
そうでもなく、
怒りのようなエネルギーは、私たちが前に進むことをぐんと助けてくれるものでもあるのです。

五行の考えに飛びますが、
五志と言って、
五つの感情にそれぞれ五行が割り振られています。
怒りは「木」。
五行…木・火・土・金・水
の中で「木」は唯一の生命体と言われています。
性質は「曲直」と言って、上や外側に広がり、また曲がりながら伸びていく性質を持っています。

五行の「木」は、
「動き出すエネルギー」
「進化するエネルギー」を司っているようにも感じるのです。
そして「怒り」も「動」の要素を持っているわけで、
何に心が揺さぶられて、動き出してしまうのかという意味で、怒りは重要だと思います。

火星の年齢域は、34〜45歳。
火星を使いこなすには成熟度も必要と言われています。

発端の感情は怒りであっても、それを活力に変えていくところがそれぞれ腕の見せどころというか、ひとりひとりの課題なのやもしれません。

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