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34独身女ダウン着てたら、会うの20年ぶりの人に赤ちゃんできたの?と聞かれた

もやもやする。
これに尽きる。

私は34歳女性だ。
私はその時、実家で、ダウンジャケットを着ている状態だった。
玄関の呼び鈴がなり、来客対応をした。
来客は近所に住む60歳前後の女性だった。
その人には私より少し年上の娘がいて、小学生の頃はその子とよく遊んだので、昔遊んだ子のお母さんということだ
私の高校入学以降は顔を合わせる機会がなかったので、そのお母さんと会うのは20年ぶりくらいになる。

「あれ?赤ちゃんできたの?」

え、不躾すぎない?

まあ好意的に捉えれば、帰省出産でもしようとしてるのかと思ってお祝いを言おうとしたのかもしれない。
私はぽっちゃりしてるし?
ダウンを着てたので余計に着膨れていたし?

いやいや、それにしてもさすがに不躾すぎるでしょ。
そもそも34の女に聞くにはどう考えてもセンシティブすぎる。
(私の年齢を詳しく覚えてなくても、娘の年齢的に30半ばなのはすぐわかるはず)
同世代の近況がわかってる友達同士でだって気を遣って話すくらいの話題だ。

私はたまたま、今は独身で、子どもを産みたいとも思っていない。
だから別に傷つきはしなかった。
配慮のなさを不快には感じるけど。

だけど20年ぶりにあう人には、私が既婚かも、子どもが既にいるのかも、子どもを望んでいるのかも、当たり前だがわかるはずはない。
私が傷つく可能性だっておおいにあったわけだ。

友達たちが不妊治療で疲弊しながら頑張っている話を聞いていた分、その想像力のなさをひじょ〜に不快に感じた。

きっとこういう無遠慮な配慮のなさとみんな日々戦っているんだろう。

話は変わるが、
子どものいる友達の話を聞くに、出産育児に絡むおせっかいを超えた押し付けも大変そうだ。

道で行き合っただけのおばあさんに、靴下履かせてもらえなくて赤ちゃんかわいそうね、とか言われたりするらしい。
他人事ながら何様なんだろうと思う。
親の方が何億倍もその子のこと考えてるわ!

もちろん経験があるから先輩として教えてもらえるのはきっとありがたいし嬉しいのだとは思う。
でも言い方ってあるでしょ。
足が冷えちゃうから靴下履かせてあげた方がいいんじゃない?と親に向かって話しかけるならまだわかる。
ちょっとおせっかいかもしれないが、親切なアドバイスの範囲だと思う。
でもかわいそうね、と赤ちゃんに向かって言うのは完全に親を貶めてるし馬鹿にしてる。

それにアドバイスを聞いた上で、どんな出産とかどんな育児をするか最終的に決めるのは親でしょう。

いや、私は医学的に赤子が靴下を履くべきか履かないべきかは知らない。
でも、きっと探せばどっちの意見を支持する根拠もある気がする。
まあでも根拠がなかったとしても、親の考えを否定する理由にはならないと思うけど。

つまり自分の考えと合わないからといって、他人の考えを否定しないで。
頑張ってる、愛情をかけてるのね、って温かい目で見守ってあげてください。(虐待はのぞいて)

と言っても、子どもがいない当事者でない人の意見なので、話半分に聞いてもらえればいいんですけどね。


今日は毎日投稿33日目でした。

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