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非ヲタの社畜が三次元アイドルにハマった話


こんにちは。
このお話は、非ヲタとして二十数年間生きてきた社畜がある日突然三次元アイドル、その名も『JO1』にハマった軌跡とその後の経過を辿ったものになります。

周囲の友達がヲタクとして楽しくキャイキャイしてるのを羨ましく眺めていた過去が懐かしく思えるほど、今やどっぷりJO1の沼に全身浸かり部屋はグッズだらけ、オンラインライブには必ず参戦。ヨントンは恥ずかしくてまだ無理だけど、自分に自信がついたらいつか必ず純喜とお話する!と意気込むほど人が変わってしまった私が、どういうふうにJO1に沼落ちしたのかを拙いながらも綴りました。


【非ヲタとして生きた二十数年が覆されるまで】


 タイトルと冒頭から非ヲタクを名乗ってる私だが、それなりにアイドルは「あ、このグループ好きかも」
程度ではあった。
よって、別にアイドルのことを何も知らない、何も分からないような人ではなかったわけだ。

中学生の頃にHey!Say!JUMPの山田涼介のことが好きになり、そこそこに雑誌とかでHey!Say!JUMPの記事だけ見たり、その辺のジャニーズショップで買ってもらった昔のポスターを貼るくらいのことはしていた。
でもそれはどちらかと言うと、“友達に合わせる”とか“友達がやっていたから”という理由に過ぎず、自ら好んでやっていたわけではなかったように思う。

“好きだけどのめり込むほどじゃない”って奴です。現に、コンサートには一度も行ったことはなかったし、もちろんファンクラブなどのお金がかかりそうなことにも一切手を出さなかったほど。
まあ当時は中学生だったし、今思うと無理でしょうけど、親に「コンサートのためにお金を出してくれ!」とお願いするほどでもなかったということです。


 高校生になると、たまたまCSテレビで見かけたGENERATIONS from EXILE TRIBEのデビュー曲に釘付けになる。
ここで私は、Hey!Say!JUMPからジェネにあっさり心移りします。
きっかけは韓国人かと思ったのに、思いっきりEXILE弟分と知って「EXILE弟分!?すげぇ!」と思ったからだ。我ながら、あさはかである。

ジェネは当時ものすごく若くて、それなのにダンススキルはバチバチ、しかもめちゃくちゃ顔面が良い。(特に亜嵐くん)
しかしここでも沼落ちこそしなかった。
CDを買うわけでもなかったし、グッズがあることも把握してなかった。ましてや、ライブにも行かず。
SNSでライブをしたことを把握して、「あ、ライブしたんだ。ふーん」くらいだった。
MVを観あさって満足する。それが私のスタイルだった。

 大学生になり、今度は同じEXILE弟分のTHE RAMPAGEを少し好きになる。
と言っても、16人もメンバーがいるから少人数のビビッと来た人だけが好きだった程度。
とりあえず川村壱馬くんの歌声と高いプロ意識、謎の美意識に惹かれてとりあえず応援していたくらい。
これまたライブには行かず、有料コンテンツも面倒だったので何も観ず。ファンクラブを友人に勧められたけど、「金払うほどでもないなぁ(最低)」とここでもうまく沼落ちできず入らなかった。
けれど、当時はランペは今までの中ではかなりハマっていたかな?というほど。
現に、立派なJO1ヲタになった今でもランペをたまに見るとすごく心が躍ります。それくらいランペは魅力的ですよ!
けれどやはりLDHの謎のノリ(ハイローかと思えばプリンスがどうこう)に着いてゆけず、国家試験なども控えていたこともありそれから本当の意味での非ヲタクになるいわゆる“氷河期”に突入。

実はその頃、ちょうど日プのseason1真っ盛りの時期だったんです。

私は国家試験を控え、実家に浪人する金がないもんだから必死に合格するために勉強していたということもあり、SNSでたまにトレンド入りしているのを眺めてるだけでしたが、「なんかすげーオーディションやってんな」くらいの知識はありました。
プロデュース101?知らん。けど、韓国のやつってのはなんとなく知っていた。
でも知識はそれくらいで、韓国でやってるオーディション?と言った間違った情報でしかその当時は認識してませんでした。


そして春。ようやく合格。晴れて社会人。
社会とは大学生の頃とは違い、全然甘くない。
世知辛い世の中で生きていくために毎日泣きながら仕事に行っていた社会人一年目。
もう辛過ぎて、何かに縋りつきたい。なんでも良いから…と昔好きだったランペやジェネ、ジャニーズを見てみるけれどそれでも心は癒されず。

夏になるまで、私の心の拠り所はただ“眠ること”だけだった。眠れば全てを忘れられる。でも眠ったら時間の無駄。けれど、眠らずにいるとどんどんやつれてしまい、体重はわずか3ヶ月で大学時代から7キロも減ってしまった。
そうこうしているうちに、夏が来た。
いつも通り、束の間の休日にベッドに横たわって死んだようにYouTubeの動画を漁っていたある日、私の目に飛び込んで来たのは何となく見覚えのあるグループだった。

「JO1?」

よくあるオススメの欄に出てきたとかではなく、なんとなく見てた海外の人のリアクション動画がキッカケなんて、そんな話はあまりないでしょう。
少なくとも私はたまたまランペのリアクション動画を見ていて、そのリアクションされている方がランペとJO1を両方リアクションしてくださっていたのがことの発端でした。

「JO1ってアレか。韓国のグループだっけ?」

JO1のことを何も知らなかった私は、その日までJO1を韓国のアイドルグループだと思っていました。
ランペとどう違うのかな、韓国グループってどうせみんな化粧すごくて女の子みたいなんでしょ(ごめんなさい怒らないで今はそんなこと思ってないです)とか思いながら暇だし公式のMVをなんとなーく見ることに。
すると…

「え?よく見たら顔つきが全然韓国人っぽくない。しかも日本語で歌ってる。日本語がクリアだ!え?あれ?この人たち、日本人なの!?!?」

その動画は今やもはや私のソウルソングにもなっている伝説のデビューシングル『無限大』なわけですが、初めてこのMVを観た私はいろんな意味で衝撃だった。

衝撃すぎて言葉が溢れかえりそうなので、箇条書きにしてみるとこちら↓。


・顔面がみんなイケメン
・曲調カッコ良すぎない?!?!?
・日本語だ!!!!!!!
・「もっと叫べ」の白セーター黒髪の人カッコ良すぎ
・全員美しすぎてどうにかなりそう
・KPOPっぽいけど、顔が日本人っぽい!
・MVがあり得ん金かかってて美しい。神。
・『so 俺が 無限大』でテンション爆上がり
・とにかく全部全部カッコイイ


実は私、今時の若者にしては世にも珍しいKPOPをあまり知らない生き遅れ女なのですが、
セブチ…くらいは知ってました。大学時代の友人にセブチのデビュー曲?のマンセーを死ぬほど聴かされたのでそれだけは知ってます。
でも世界のBTSはマジでDNAをちょっとしか知らんレベル。旧石器時代の人ですか?

つまり、KPOPのことはあまり詳しくない、JPOPにどっぷりのタイプの人種だったわけです。

そういう背景もあり、JO1のMVの金のかけ方や魅せ方、衣装、メイク、ダンスにわたる何から何までにとにかくびっくり仰天。
リアルにさかなクンの『ギョギョーッ』が口から出ました。

MVの金のかけ方は、LDHもそりゃすごいです。
でも、同じ金をかけていても、その魅せ方が全然違う。
JO1は背景にKPOPという文化があるため、それに習いCGやカラフルなセットをふんだんに使い、上手く利用して一つの世界観を作り上げているように思えました。

LDHは事務所の特色もありますし、大体ハイロー的雰囲気やヤ◯キー的な世界観多めですよね。それか海外のカジノみたいなところで踊ったりとか。
いや、そういうのも大好きなんで、LDHはその金のかけ方で全然いいんです。そのまま突き進んでもらいたい。

けれどやっぱりKPOPの独自の世界観はマジスゲェ。
KPOPというより、JO1がスゲェ。
日本人が好むビジュアルで、KPOPの世界観と雰囲気、クオリティで仕上げられたMVはまさに私の理想形態そのもの。

カッコイイ背の高いイケメンの兄ちゃんたちがカッコイイセットと衣装でカッコイイダンスをしている約4分の動画を瞬きもせずに観た。
これは一瞬も逃しちゃいけない。この綺麗な映像を目に焼き付けらろと言わんばかりの気迫で観ました。

最初に目を奪われたのは、赤いヒラヒラの布の部屋の中で歌ってる白セーター黒髪の美しすぎる美青年…そう、河野純喜さんでした。
マジで韓国人っぽい顔つき。でも、なぜか見てすぐに日本人だと分かるのは何でだろう?

JO1を知るまでは、「化粧する男子はちょっと…😅」っていう古典的なタイプの人間だったのですが、純喜くんを見て世界が止まった。
これが俗に言う、「雷に打たれた」という状態だったんでしょう。
一目惚れに近い状態で、純喜くんが映るたびに心を奪われている自分がいました。

赤なのかオレンジなのか分かりませんが、綺麗な切長の瞳にサッとアイシャドウを引かれ、キュッとした唇すらも美しく彩られた美青年こと河野純喜くんに心を奪われた私。
ここから世界が灰色からカラフルに色づいたように思えました。

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その後、ダンスブレイクで蓮さんの強烈なカリスマ性に「スゲェ」と感嘆の声が出て、見終わった頃には放心状態。


なんだこれ…こんなすごいグループが日本にいたのか…


MVを何度か観た後、その次に観たのはJAMの方が作ってくださった動画集。
これが沼落ちする大いなるキッカケとなります。本当にありがとうございますJAMの皆様…!

そこで、JO1というグループがマジもんの日本人集団であること、吉本興業で関西人がやたら多いこと、カリスマ川尻蓮さんが幼女(語弊)だったこと、美青年純喜くんがただのうるさい関西人(語弊)だったことなど、衝撃の事実が明るみになっていく。
そんなことを知るうちに、たった数十分でみるみるうちにJO1の深すぎる沼に両足を突っ込んだ私。
「あ、もうこれダメだ。完全に抜けられない」と悟った頃にはもう遅い。
次から次へとファン動画を見て、次に公式動画として観たのはなんと『美術授業』の動画。
当時はなんの動画か分からず観てましたが、今思うとあれはOH-EH-OHの特典映像の未公開映像だったんですね。ありがたいラポネさん。
そこでJO1の仲の良さ、どこか親近感のわく言動に思わず口の端が上がってしまう。
この男子高校生とか大学生っぽい普通のノリが良い。
変に芸能界に毒されておらず、まだまだ素人感の抜けない、でも容姿やパフォーマンスはあり得んほど垢抜けているJO1が次第に愛おしくて仕方なくなってしまったのだ。


【ヲタクになった社畜、嬉々としてラポネに金を積む】



 ヲタクになった社畜は行動力がえげつないほど早かった。

 まず、とりあえず初めてアイドルにどっぷりハマったため、ファンクラブなるものを攻略する必要があった。

ファンクラブなど人生で入ったこともない私は当然、
「ファンクラブ?はにゃ?それっておいしいの?」状態である。
月何千円するとか、月額払いだとか、年間払いだとか、クレジット決済だとかよく分かりません。
けれど、なんとなくここは熟考しないとダメだと感じ、一旦温めることに。
社畜は金にうるさいのだ。

次に、ジャニヲタである職場の同期にファンクラブの相談をした。
最近JO1にハマったことを話すと、同期はジャニヲタであるが元々アイドル好きのため、彼女もJO1の動画を観てくれるようになった。
そうして、ファンクラブの月額料金を見て同期が一言。

「高い!」

え?やっぱそうなの?これ、高いの?
と考えあぐねた私。
でも、JO1のために金を積みたい。純喜くんが健やかにアイドルをのびのびできる資金源を与えたい。
まだアイドルにハマって数日しか経ってないのにこの考えに至らせてくるJO1、マジで怖い。

結論から言うと、ファンクラブには入りました。
高いと言われようと、有料コンテンツが定期的に見れるなら安いもんだ。
何より私はSNSで盛んにトレンド入りをするjamming with JO1が聞きたくてたまらなかった。
結構プライベートを話してくれるし、普段の会話もこれでわりと聞けるしでこんな良いコンテンツはない。


つ、ついにファンクラブに入っちゃったぞ…!


おめでとう私。
人生初のファンクラブ入りです。

そこからの社畜新規JAMは、もう誰にも止められない。

そうです、グッズ集めです。

人生でグッズなんてあんまり買ったことがない。
Hey!Say!JUMPですら、どの時代かも分からんポスター買ってればそれで良かったので、そこまで求めてなかった。
それがどうでしょう。
ちょうど私がファンクラブに入った時はオエオのプロモ期で、本当にちょうど地元でスイパラとコラボしている時だったんです。
ここぞとばかりに同期全員を連れて(最低)スイパラへ足を踏み入れた私。
スイパラには行ったことはあるけど、コラボ中はマジでJAMと思しき中高生しかおらんかった。マジでババアが行くところじゃなかったけど、そんなの気にしてられない。
目的はJO1が考案したメニューとグッズ!!!!!
グッズを買う時はマジで緊張した。
その頃はまだ恥ずかしさと緊張で金を使うことはあまり出来なかったけど、クリアファイルとトレカをゲット。ついでにコースターみたいな厚紙。
たったそれだけで私は嬉しかった。今も飾ってるよ〜!

ちなみに、昔の自分では考えられないくらいCDもたくさん積んでいる。

アレ、おかしいな…私ってこんな熱くなるタイプだったっけ?と思うほど熱心にグッズを集める社畜。恐ろしいぞJO1。


 話は長くなりましたが、仕事で疲れ生きる気力も失くしかけていた社畜がJO1と出会い、水を得た魚のように生き生きとし出したよというお話を長々とさせていただきました。

冒頭で非ヲタと名乗っていながらそれなりにいろんな界隈に足先だけ浸けていたことは謝ります。(ごめんなさい)

けれど、本当にここまでの熱量をもって応援しているのは後にも先にもきっと河野純喜くんーーーーひいてはJO1だけ。

私が世の中辛くても頑張って働いてるのはJO1のCDやらグッズやらコンサートやらで金を積むため!

そして推したちが健やかにアイドルをして、元気に楽しくしてくれればそれでいい!!!!

そんな彼らの姿を見て、私たちも元気をもらって頑張れるからです。

長くなりましたが(長すぎ)、いや本当はもっと書きたいことがたくさんあったのですが、ここで私のブログは強制終了。

JO1よ、これからも元気に楽しく仲良く活動し続けてくれ。

ずっと応援してるからな!!!!!

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