２０２３年１２月１日から１５日までの映画と読書と散歩の記録

１２月１日

　
　ひたすら残業。
　なんとか日付が変わる前に帰ってきたが、ほとんど何もできていない。
　ラジオとAIイラストを仕上げて一日が終わる。
　かける人のクラウドファンディングの最終チェックも完了。
　クラウドファンディングのスタートを待つのみ。

１２月２日

　いよいよ、明日からクラウドファンディングが始まる。
　執筆者の方々にもタイミングを見計らって告知していただくことをお願いしたし、知り合いにも事前にお知らせをしておいた。キャンプファイヤーの担当者の方と無料で出来ることと有料で出来ることの相談をさせていただいた。今回のクラウドファンディングは対談集の読者の方＋対談集に参加していなかった方が３０名ぐらい参加していただいて、やっと成功するラインに乗ってくるそうだ。いけるのか？
　いや、いくしかない。
　人生を変えるには、動くしかないのだ。
　どうか、明日からの２か月間が幸福な形で終わりますように。
　

１２月３日

　クラウドファンディングがいよいよ開始！
　だが、今日も休日出勤。
　お昼休みに経過をみると、早速支援者の方が！
　しかも、わりと高額のリターンをいただいて、ありがたい。
　更に、夜までに４人の方に支援をしていただく、最高のスタートがきれた。その期待に応えられるように、製作を進めていこう！！
　

１２月４日

　今日もクラウドファンディングに支援者の方が現れて、ありがたい！
　やっと休日出勤＆残業から解放されるかと思いきやまだまだ続く。
　書きたい、進めたい！
　もっと告知したい！

「暴太郎戦隊ドンブラザーズＶＳゼンカイジャー」(２０２３年１４０本目)

　もう、ドンブラザーズの続編が観られるだけで幸せなのだが、今回も最高だった。ネタバレになるので詳しくは書かないが、最後まで油断させない終わり方が最高だった。
　もう、この調子で井上敏樹大先生には、５５５の続編も僕らを良い意味で傷つけてほしい。久しぶりに映画の終わりに「うわあ！」と声が出てしまった。

１２月５日

　やっと仕事が落ち着いて定時に帰ることができた。
　ドッと疲れが出てきた。
　クラウドファンディングの動きがピタリと止まる。
　泣きそうだ。
　毎回、クラウドファンディングをやっていると、このピタリと止まる日がある。理想は初日である程度勝負を決めるだが、現実は甘くないしつこく、広く、そして、修正を続けながら、告知を続けていくしかない。
　これまでのクラウドファンディングと違うのは、事前に原稿を全くアップしていないことだ。
　それにも関わらず、全体の１０パーセント近くの支援が集まったのは、これまでの「かける人」への信頼かも知れない。本当にありがたい。
　次も絶対に面白いものにするので、期待していただきたい。

「空海」(２０２３年１４１本目)

https://www.youtube.com/watch?v=fonxqo4riaw&pp=ygUP56m65rW344CA5pig55S7

　空海生誕１２００年記念というスケールが違い過ぎる記念で東映シアターオンラインが全編限定公開してくれていたので、晩御飯を食べながら観始めたら、めちゃくちゃ面白かった。
　製作に真言宗が関わっているので、基本的に「空海凄いぜ！」という感じの映画なのだが、２時間４０分という長尺を思わせない面白さがあった。
　その秘密としては、CGが無い時代のロケとエキストラの動員の成功だと思う。何気なく空海が歩いているシーンでもカメラが急に引き始めて、どんどん山や谷やそこを歩く人々が映る。「いや、どんだけ遠くからカメラさん撮ってんだよ！」と突っ込みたくなるシーンが盛り沢山だ。
　更に北大路欣也演じる空海と加藤剛演じる最澄との関係も凄く良くて、リスペクトはありつつも、ライバル関係でもあるというのが上手く描かれていただけに、わりと最後の最澄の扱いは少し可哀そうな気もするが、事実だしなあ、と歴史の面白みも感じられる１作。予算いくらで撮影したんだろう。

「リング」(２０２３年１４２本目)

　実は観たことがなかった映画シリーズ。
　空海を観終わって、AIイラストを作るついでに流してみたら、思いのほか面白くてあらすじもラストも知っているのに、最後まで観てしまった。
　自分の高校生の頃の憧れの女優だった中谷美紀が少しだけ出ているのが嬉しかった。
　都市伝説の怖さと広がり方と止められない絶望感を覚えるラストは最高だった。またチャンスがあれば「らせん」を始めとした続編も観ていきたい。１作目を観ていると今の貞子の扱いは彼女本来のキャラクターを考えると凄く気の毒だと思う。