ボクのお化け退治日記　vol.3：エピローグ──死にたて姑の憑依霊が嫁の背中にしがみついていた爪痕は…!!

このnoteを読んで下さっている皆様は、気になっていらっしゃいませんか？
…「あのチカちゃんは…あれからどうなったんだろう…」って…。

ご安心下さい…彼女はもうすっかり元気になっていますよ！

死んだ直後の姑さんにガッポリ憑依されたチカちゃんでしたが、僕が生まれて初めて身内じゃない人達に対し、公開で1,000km以上離れた場所から遠隔の救霊ワークをして、低級霊になり果てた姑さんを無事、天国に送り返せた記念すべき症例ですから…僕にとっては大切な思い出となりました(笑)。

お陰様でこの事件を通して僕もすっかり自信がつきました(^O^)

とはいえ僕だって、あれからチカちゃんが本当に大丈夫だったのかどうか…ものすごく気になっていたので、先日彼女の家に行って線香を上げるついでに、憑依されていた時に痛がっていた背中をしっかり見て（…というか触って）きましたよ！

死んだばかりの姑さんの霊が爪を立ててしがみついてから、まだ日が浅いというのに、彼女の背中は、嘘みたいにすっかり良くなっていて僕も一安心…本物の爪痕よりも霊障でついた傷のほうが、遠隔ヒーリングで簡単に治せてしまうんですよね！

チカちゃんは介護士の仕事をしている上に、以前左足の大腿骨を骨折して大手術を受けたせいもあってか骨盤が歪んでしまっていて、それが原因で右膝を床に付けられないくらい痛がっていたのを、僕が助けたのがご縁で交流が始まりました…。

その時には、ちょうど今から肩凝りを治してあげようとしていたご主人が、辛そうにしている妻の様子を見かねて「俺は次回でいいから、代わりに女房を治してやってくれないかなぁ～…」なんて奇特なことを言い出したのがきっかけで彼女を初めて治療することとなり、以来この夫婦は共に僕の患者になっています(笑)。

引退したとはいえ僕もヒーラーの端くれですから、いくら彼女に自分の受療時間を譲ると言われたってねぇ～…ゴルフで痛めた彼の肩くらい、その後すぐに数分で治してあげましたけどね(笑)。

「自ら進んで人に席を譲った者には、天が必ずもっと良い席を用意してくれる…」という言い伝え通り、最近は彼もずい分元気になり、収入も増えました！…つい先日も嬉しそうな声で電話してきて「俺さぁ〜きのう人生３度目の『ホールインワン』出したんだよ〜っ!!」って大喜びしていました(笑)。

いっぽうチカちゃんにもあれ以来、月に１回、20分程度の鍼治療とヒーリングワークをしていたので、出会った当時は全くできなかった正座がスンナリできるようになり、今では僕もビックリするほど元気で働いています…。

…ただ…問題は姑さんの遺影が飾ってある二間続きの部屋です・・・。

自宅会葬は危険!!…置き土産低級霊がいっぱい残っちゃって…!!

確かに姑さんの霊はあの時うまく昇天させられたのですが、その部屋にはまだ何体かの低級霊がボ～～ッと居座り、地縛化しています。

とりあえず片っ端から昇天させたものの、自宅会葬だったため祭壇に使われる数多くの仏具にくっついてきた低級霊が置き去りにされていたり、弔問客が置いて帰った「置き土産霊」も溜まってしまっていて、本当に閉口しました…(>_<)

結局いくら上げてもキリがないので、数ヶ月後に完成予定の霊障キャンセルCDの試作品を持って行って、これを24時間かけっ放しにしてもらいました！

このCDは某専門メーカーに僕が初めて技術供与をし、OEM化してもらう折に監修役を務めたこともあり、こと低級霊対策に関しては他のメディア製品の追随を許しません!!

さて…CDを再生するラジカセは、スピーカーを仏壇の正面に向けて「少し大きめの音量」でオールリピート再生すると驚くほどの効果があり、ほとんどの低級霊が居なくなってしまいます・・・とにかくとっても便利なんですよ…このCDは…(^^)/

この「地縛霊撃退CD」をチカちゃん夫妻に託し、僕はその場を後にしました。

多分今頃は、さしもの低級霊達もみんな退散したことでしょう！
霊障キャンセルCD…恐るべしです(^O^)

発売は今年の秋を予定していますので、皆様どうかお楽しみに(^o^)

いくら死にたてでも、生きている人間にしがみついたら、それは低級霊になった証拠!!

さて…少し気になったのは姑さんの「行き場所」です・・・。

チカちゃん夫妻と知り合ったのは約１年前…。

僕自身はご主人とだけ交流があり、チカちゃんとは挨拶程度…姑さんとは一度もお会いしていないのですが、息子さんであるご主人の話から察するに…相当深く真剣に反省しないことには、普通だったらお母さんは決して良い所へは昇れないと思いました。

とはいえ僕が救霊に関わったため、天使達が応援に駆けつけてくれたお陰もあり、姑さんは幸運にもあの世の入り口近くにある、一種の「死にたて霊専用の修養所」にだけは何とか辿り着けたみたいです。

故人（姑さん）が地獄界に堕ちていないことだけは家の中を見ても明らかなのですが、僕としては、一日も早く生前のことを全て憶い出し、真剣に反省と懺悔を重ね、やがてはもっと高い光の次元…せめて天国の最下層の少し上くらいまでは昇って行ってくれればいいなぁ～…なんて…ひそかに願っています。

でもね…この夫婦…たま～にですけど大ゲンカしたりするみたいなんですよ…なので家族の調和がとれていない家には、どうしても低級霊がたくさん溜まりやすい・・・。

とりわけ葬式直後の家では、遺族が怒ったり恨んだり憎んだりすればするほど、魔界は大喜びで低級霊をたくさん差し向けてきますからね…！

…だからあなたも葬式直後は特にご用心下さい(笑)。

今は49日前で（2022年８月上旬現在）霊的にも不安定な時期なのだから、心の中が荒れないように充分な注意を払う必要があるのに…少々心配です…。

できればもう少し互いの気持ちを察し、理解し、許し合い、尊重し合えればいいのに…。

特に新盆の期間までは残された者の心的態度が死にたて霊の運命を左右することが多いので、感情が乱れたりしないように気をつけながら生活してほしいものです。

このvol.３の最後に、ひとつだけ憶えておいてほしいことが・・・。

…今の地球上では、正しい心のあり方を教える「形而上学的な模範マニュアル」が非常に少ない上に、学校教育も唯物論一辺倒で全くの「心不在」！　だから授業内容も知識の詰め込みに終始して、心の中をキレイにする重要さを一切教えていないため、90％以上の人が死後いったんは地獄入りになってしまいます…。

数十年前にこの事実に気付いた時、僕は「これはマズイ!!…なんとかしなくっちゃ…でも…どうすればいいんだろう…」と、とてももどかしい気持ちになりました…(-_-)！

ともあれこのような現状に胸を痛めていたからこそ、臨床現場から引退したあとは、今まであまり語られてこなかった「お化けを減らすためのマニュアル」を、時間を見つけては僕なりに記しておきたいと思い、このnoteを始めた次第です…。

今後も折りに触れ「なぜ人は死後“低級霊”になり果ててしまうのか」や「どうしたら地縛霊や憑依霊がこの世界からいなくなるのか…」について、多面的な角度から考察した、できるだけ分かりやすい説明やエピソードを綴っていければいいなと思っています。
END