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ガールズバンドクライに心と精神と脳を破壊された話#3

見てくれている方はありがとうございます。全話の感想をそれなりのペースで書こうと思っていますが、うまく言語化できているか微妙なので、読みづらかったらすみません。
最終回である13話目前なので、おそらくこの感想が出るのは、13話の後だと思います。先に13話の感想を書くのもありですかね。
13話の感想先に書きました。良ければ読んでください。

とりあえず3話の感想&考察&妄想です。

例のごとくネタバレありです。

1213話まで見ていない人は、見てから先に進んでください。

また前回までのnoteを読んでいない人は読んでくれるとありがたいです。


第3話 ズッコケ問答

サブタイトルについて

これも例に漏れず実在する曲から来ています。eastern youthさんの曲になります。

これは間違いなく桃香の心情を表しています。

ソレデイイノカ
ソレデイイ筈ナンダ
コレデイイノダ鳥達が飛んで行く

ズッコケ問答/eastern youth より

これはダイヤモンドダストから抜けた自分に対して本当に良かったのか。という葛藤の現れで、鳥達というのは、ダイダスに残ったメンバーがどんどん遠くに行ってしまっていることを表していると思います。

コレデイイノダ鳥達が飛んできた。

ズッコケ問答/eastern youth より

また、このフレーズでは鳥達は仁菜とすばるのことを表していると思います。自分の選択は間違っていないからこの二人が来たと信じたい桃香の心情でしょう。

何もかもが飛んでったって
知るかブッ壊してまた造ってやる

ズッコケ問答/eastern youth より

これは、3話の声なき魚を歌った後のコトだと考えられ、この3人(この時点では新川崎(仮))でまた造ってやる!という決意の現れだと思います。

もう少し考察&妄想したいところですが、引用の加減がわからないのでこの辺で。

ハトロック〜すばるとの会話まで

桃香の策略にハマった仁菜は勉強には身が入らず、音楽づくりに目覚めます。楽譜は読めずアプリであそこまでハマれたのは、桃香のおかげ?でしょう。
こう、最近はいろんなものが進化して、何かに取り組む導入部分は入りやすくなったと思います。こういうのもそういう一部なのかな。
あと、ここのシーンの仁菜のダメダメ!が好きです。


ガールズバンドクライ 3話 より

3人で集合したシーンではまだ仁菜とすばるは打ち解けておらず、苦笑いです。仁菜も話を全然聞いてません。お互いのことが分からずまだ様子を探ってる感じです。
過去にはヒナと友達だったハズなので、仲良くなれない訳ないんですが、、、
あと肉まんにソースって美味しいんですかね?

仁菜は勉強しなきゃいけないこと、音楽をやりたいこと、すばると仲良くなりたいけどうまくいかないと思い込んでることで、葛藤します。
今は勉強という"逃げ道"を盾に目を背けようとしますが、すばると対話することを決意します。

すばるとの会話でも仁菜はめんどくせぇーな訳ですが、仁菜はやはりヒトに対する苦手意識が強くあり、何か裏があるんじゃないか。自分に仲良くしようと思ってるヒトなんていない。なんの目標も無い自分は他のヒトより劣ってる。みたいな意識があるわけです。
やっぱり仁菜は、すばるがどんな人なのかを勝手に思い込んで、”間違っている”わけです。
私もどちらかというと仁菜派なのですが、その状況って本人の思い込みが酷いパターンが殆どで、ヒトってそんなんじゃないと思うんですよね。じゃなきゃとっくに滅んでると思います。
この思い込みも13話で明らかになるヒナとの関係と同じで、仁菜の思い込みで歪んでただけなんですよね。。。
思い込みって怖い

ただ、このタイプは自分と共感できることがあるとドンドン好きになってくのかなぁと。

ガールズバンドクライ3話 より

お前は今日からにーなだ!コノヤロウ!

ガールズバンドクライ 3話 すばるのセリフより

これはすばるが仁菜のことをちゃんと知れて、自分のことも話せた結果だと思います。ここからどんどん仲良くなってく仁菜すば好き

ライブの相談からライブシーンまで

最初見たときは気づかなかったですが、最初はなんとなく話を合わせてた仁菜ですが、途中でストリートライブが何かわからなくて恐らく調べてます。田舎者すぎるな・・・。
会話を合わせるスキルは仁菜には一応あるってことは、話すことは嫌いじゃないはずです。
まぁそんなのやだ!って出てってしまうわけですが、桃香の手のひらの上なので、戻ってきます。桃香は既に狂犬仁菜を手懐けてます。

カラオケでは、鳥肌が立つほどバンドで歌うことの快感を覚え、声がガラガラになるまで歌っちゃうわけですが、加減を知らないので当然っちゃ当然です。ここは仁菜がまだ歌い方を分かってない。っていう解釈でいいのかな。

牛丼屋のシーンで、ガラガラ声の仁菜とそれをイジるすばる好き。
ごっつぁんです。

ガールズバンドクライ3話 より

お店から出ると桃香はバイトに向かうわけですが、信号待ち?でダイヤモンドダストの看板を見上げます。
ここでは、ダイヤモンドダストが売れていて自分はこんなことしていていいのかな。"間違っていないかな"と悩んでいた時期でしょう。
音楽をやりたい気持ちはあるけど、ダイダスを捨てて別のバンドでうまくいくのかな。また"同じ"にならないかなって。
サブタイトルの歌とこのシーンはリンクします。
少なくとも8話まではこの葛藤はあったと思ってます。

ライブシーン

ライブシーンでは、表向きは仁菜のシーンですが、この「声なき魚」という歌は桃香の心情を表していると思われます。

ひとりなんかじゃないよって
知らない誰が
声を嗄らして歌っている

これは桃香視点で、知らない誰かっていうのは仁菜のことだと思います。
桃香は1話でもう辞めようと決意して、生きていく理由もよく分からなくなってたと思いますが、正論モンスター井芹仁菜が声を嗄らして歌っているのに救われたんだと思います。

ただそれはそれで、自分はコレデイイノカ?という葛藤もあるはずです。自分の歌を自分が歌わなくて良いのかって。

代わりなんてさ
いくらでも転がってんだ

声なき魚/新川崎(仮)より

ライブシーンでは、観客が仁菜になるシーンがありますが、この歌詞と同時になっています。
観客という代わりはいくらでもいるけど、歌っている側には代わりはいない。というメッセージなのかな。わかんないけど。
たぶんここは歌う側(桃香視点)の話で、ダイヤモンドダストの自分のポジションに代わり(ヒナ)が直ぐにできたように、もともと観客側であった仁菜が今回、新川崎(仮)でボーカルになったように、自分の代わりはいくらでもいる。
ってことかも。
自分の歌を仁菜に歌ってもらうってことでいいんだろうか。それが自分らしく生きるってことでいいのだろうか。みたいな。

それが後の仁菜の歌=”私の歌”につながるわけですが。

ガールズバンドクライ3話 より

まぁ結果的に間違っていないのだからそれでいいのですが、この時点の桃香はまだ迷いがあったはずです。
でも仁菜の歌声が好きで信じているから、私のことが好きな仁菜に賭けようとも思っているはずです。

まぁこのライブがあったからこそ仁菜は自分のやりたいこと。”居場所”が見つけられたと思うのでヨシ!

とりあえずロックってスゲー。



良かったら1話2話の感想も読んでください。


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