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ガールズバンドクライに心と精神と脳を破壊された話#4

4話の感想です。私はここからどんどん沼にハマっていきます。この話はすばるのことに焦点をおいた話です。箸休め会ではあるのですが、5話を語る上でも、今後のガルクラを語る上でも大事な回です。うまく言語化できてるかわかりませんが頑張ります。

1話〜13話までのネタバレを含みます。

観てから読むことをオススメします!

前回記事はこちらから



第4話 感謝(驚)

例に漏れず実在する歌のタイトルになっています。

はしゃがないで見守ってくれた
あの人に驚きと感謝を込めて
歌うだけだった そう全部

感謝(驚)/フィッシュマンズ より

「はしゃがないで見守ってくれた」というのは、すばるのおばあちゃんのことでしょう。
すばるはおばあちゃんには黙ってバンドをやっているわけですが、それをあの人(おばあちゃん)に驚きと感謝を込めて歌うはずだった。役者もやりたくないことも。という意味だと思います。
まぁ結果的にこの回では伝えられずに終わってしまうわけですが、、、
それはこのあとの本編で。

島村楽器〜すばるのメッセージまで

ライブの余韻に浸り、すっかりロックの虜になってしまった仁菜は楽器を眺めて目を輝かせます。

ガールズバンドクライ 4話より

ギター以外にもベースやドラムにも目を向けますが、ドラムを触ろうとしたときに、値段の高さでびっくりしてビシッってなる仁菜がすき。そういうところもしっかり教育受けてるんだよね。

カラオケでは、次の曲作りをしているわけですが、桃香は明らかにダイダスを意識しています。ここですばるがおおー!といいますが、ちゃんと瞳孔が
開いた表現になるのが細かくて好き。
曲の細かい調整をしている時、桃香はダイダスの記事を見ています。そこには「期待の新星 ガールズバンド始動? 次に来ると一部バンドマニアから囁かれているガールズバンド」と書かれている記事を見ています。桃香からすれば、やっぱり私の歌ではだめなのかな。みたいな葛藤があるのでしょう。

すばるはメールかなにかを見て、急に帰ってしまいます。ここでドアのガラスから覗く桃香すき
また、この時点ではグループラインが個人名になっています。

桃香と仁菜は"男"だと勘違いします。まぁあのルックスで居ないほうが不自然ですが、高校には行ってない?し、アクターズスクールでもあのキャラで、本当は演技はやりたくない訳ですから、少なくともアクターズスクールには親友とかは居ないのかな。と解釈してます。だからこそ、それ以外に夢中になれる音楽が必要だったはずです。
まぁこれが音楽だったのは中学の時に軽音楽部にたまたま入ったのがきっかけですが。

そして仁菜は今のダイダスについて桃香に問います。

別に向こうを恨んでいるわけじゃないし、
今のダイダスは売れてくれればいいって思ってるよ。

ガールズバンドクライ 4話 桃香のセリフ より

そうなんです。別にダイダスに恨みがあるわけでもなく、”自分の歌”が通用しないからダイダスを辞めたので、他のメンバーが呑んだ”売れるための歌”で売れてくれないと、桃香は残してきた他のメンバーに会わせる顔がありませんし、”自分の歌”が通用しないことにさらに深い傷が残ります。
ここで仁菜は桃香の高校時代の話と笑顔を知ります。

ガールズバンドクライ 4話 より

桃香さん。こんな顔で笑うんですね。

ガールズバンドクライ 4話 仁菜のセリフ より

桃香は確かに笑顔を今まで見せていません。それはまだ何か不安要素があるからでしょう。また"間違っていたら"って。
もうここ大好き。仁菜お前ずるいよ。

翌日、すばるは急にバンドをやめるとか言い出します。うぉい!
真相を確かめるために、すばるに会いに行きますが、恐る恐るアクタースクールに入っていく仁菜すき。やっぱりまだすばるのことはちょっと苦手なのでしょう。

おばあさまを連れてやってくるキラキラすばるですが、状況を把握していない桃香と仁菜は困惑しますが、話を合わせろと言わんばかりの圧力をかけ、すばるは桃香に足踏み肘ドンを喰らわせます。

ガールズバンドクライ 4話 より


ここの昇天小指桃香すき
また、このシーンでおばあさまが僅かに微笑むのですが、これはすばるにも友達がいるのね。良かったわ。的な安堵の微笑みなのかなとも思いました。
大女優の孫ですから、そういうところも気にしていたでしょう。

ルノアール〜ラストまで

何も知らされていない桃香はここですばるのことを知るわけですが、ますますどうやってこの二人が出会ったのか気になります。

なんだかんだでエチュードをやることになります。
そんな物を知らない仁菜と高速ノールックレス合戦するシーンすき

仁菜は演技を盾にバンドを簡単にやめるって言ったことに対して問いただします。
仁菜は演技ではなく本気な訳ですが、すばる側はバンドをやめるといったことも演技の一部なので、ずるいといいます。
すばるは細かいところまで徹底しないとダメだと言い訳しますが、これはおばあさまの教えでしょう。演技は細かいところまで気にしなきゃだめだって。まぁでもこの場面でそんなことを伝えるのは無理でしょう。仁菜は話を聞かないですから。

場面が変わりいつもの収録に来ているわけですが、仁菜は変わらずノンデリモンスターで暴れます。気を使えてないのは仁菜ですが、分かった気になってプンスカして帰ります。

すばるはちゃんと話すために仁菜に明日時間があるか聞きますが、いったん断ってすぐ訂正します。
ない!
うそ!!ある!!

えらい!!!間違いに気づいた!

すばるの家で好きなところに座っていいと言われた仁菜は、白のクソデカクッションに座るわけですが、これはすばるが普段よく座るところなので、ちょっと嫌そうな顔をします。

ここではすばるのことをもっと知るわけですが、すばるが役者を続けている理由を知ります。それはおばあさまの存在です。

その時だけ本当に笑うんだよね。
作った笑顔じゃなくて。

ガールズバンドクライ 4 話 すばるのセリフ より

仁菜はここで桃香の笑顔を思い出します。桃香さんのように笑顔を失くしてほしくないって。でも今のままは良くないとも伝えます。これは自分にも言い聞かせているようにも取れます。

ちょっと仲良くなったすばるは仁菜になんで音楽をやるか語りますが、そんなのはあまり聞いていないようで、すばるは仁菜に掴みかかります。

ガールズバンドクライ 4話 より

ここでのプヨプヨ仁菜すき

すばるの撮影のシーンでは、仁菜はおばあさまの夢が、すばるとの共演だと聞かされます。そしてー夢を大切にする気持ちに気づき、すばるを撤退させます。ただ、この場面の最後のおばあさまの表情から見るに、何かしら感づいている気はします。大人って気づいていないように見えて意外に見てますからね。
結果、伝える場面はこの後の話でも明確には表現されていないわけですが、11話で思いを伝えたのでしょう。この話はまた11話の感想の時に。

カラオケに戻り、すばるは仁菜に怒りをぶつけます。そりゃさっきと言ってることがむちゃくちゃですからね。まぁそれでこそ仁菜です。
ここでのはぁ?の歪みすばると、どの口が言う~!で伸び伸びになる仁菜すき

ただやりたいことがちゃんと見つかったらその思いを伝えるべきだと仁菜は言います。
せからしかー!と叫びたいであろうすばるはドラムを叩き感情をぶつけます。
そのことは自分でなんとかするからもうこれ以上構うなと。

だからそれまではここであんたらのケツを蹴り上げてやる!

ガールズバンドクライ 4話 すばるのセリフ より
ガールズバンドクライ 4話 より

そしてこれ以降すばるはこのバンドのまとめ役に回るわけですが、その話はまた次の話以降で。


メンバーそれぞれ事情があって今の音楽をやっているわけですが、仁菜だけが自分の過去を多く語らず他人にズケズケ入り込んでくるちょっとおかしな子ではあるのですが、どこか憎めなくて純粋な仁菜がみんな好きで、自分が忘れてしまったようなマインドを持ってるからみんな惹かれていくのだと思います。

(すばるの回なのにすばるの画像少ないなと思ったのは気のせいです。)

その他の回も感想出してるので良ければ読んでください。


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