バルーンフェスタ公演
夢がひとつ叶った
僕が住む栃木県小山市では、11月になるとバルーンフェスタというイベントが開催される。
7、8年くらい前だろうか。
誘われて出展させてもらえたのだけれど、こんなに素敵なイベントがあるのか!と、僕は感動した。
とても数多くの気球が飛び立ち、さらに体験搭乗までできるという、ふだんあまり接することのない「気球」という乗り物というか文化に、触れることができるのだ。
それからうちの奥さんがカフェをやることになって、それまでは僕の作品のみの出展だったのだが、バルーンフェスタではカフェも出店することになった。
そして2023年。
天気には恵まれず、気球はほとんど飛べなかったが、僕の絵本を、紙音芝居NOTETが公演してくれた。
当初の予定では一度きりだったのだが、好評だったため、2回目の公演を許してもらえた。
いつかこのイベントで、気球や星空が出てくる僕の絵本を、読み聞かせできたらな〜、なんて思っていたのだが、それが叶った。
NOTETのメンバーのみんな、お客さん、そしてバルーンフェスタの実行委員会の方々に感謝だ。
ちょっとしみじみしながらも、また僕は新作の絵本を描き続けてゆく。
また来年もきっと、物語を通して君に会いに行くよ!