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【ネタバレあらすじ・感想】映画「スーパーマリオ」結末まで紹介! 面白いのか?ひどいのか?もチェック

世界中で目の玉が飛び出るほどの特大ヒットを記録している「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、4月28日から日本公開を迎えます。

 日本発のゲームがハリウッドで映画化され、世界で人気を博しているとあっては、日本人としては鼻が高いと同時に「本当に面白いのか、面白くないのか、原作をぶち壊しにされていないか?」など気になることはむちゃくちゃあります。

 高い鑑賞料金を払ってまで観て、楽しめるのか? 約1時間半、映画館で鑑賞して損はないのか? この記事では、そんな観客の不安にこたえるべく、今作のラスト(結末)までのネタバレストーリーラインや、実際に観た人の感想をご紹介していきます。

 サクッと読めますので、映画選びのご参考にぜひ!

【作品概要とあらすじ】

●作品概要

 世界的人気の任天堂のアクションゲーム「スーパーマリオ」シリーズを、「怪盗グルー」「ミニオンズ」「SING シング」シリーズなどのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオと任天堂が共同でアニメーション映画化。イルミネーション創業者で「怪盗グルー」シリーズなどを送り出してきたプロデューサーのクリス・メレダンドリと、マリオの生みの親でもある任天堂の宮本茂が製作に名を連ねる。

 監督は「ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー」でタッグを組んだアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニック、脚本は「ミニオンズ フィーバー」のマシュー・フォーゲル。


●あらすじ

 ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込む。はなればなれになってしまった兄弟は、絆の力で世界の危機に立ち向かう。マリオとルイージに加え、ピーチ姫、クッパ、キノピオ、ドンキーコング、ヨッシーなど原作ゲームシリーズでおなじみのキャラクターが多数登場する。

【予告編】

【キャラクター、吹き替え声優、声優一覧】

●マリオ

-日本語版吹替声優:宮野真守
-海外版声優:クリス・プラット

●ルイージ

-日本語版吹替声優:畠中祐
-海外版声優:チャーリー・デイ

●ピーチ姫

-日本語版吹替声優:早見沙織
-海外版声優:アニャ・テイラー=ジョイ

●クッパ

-日本語版吹替声優:三宅健太
-海外版声優:ジャック・ブラック

●キノピオ

-日本語版吹替声優:関智一
-海外版声優:キーガン=マイケル・キー

●ドンキーコング

-日本語版吹替声優:武田幸史
-海外版声優:セス・ローゲン

●カメック

-声優:ケビン・マイケル・リチャードソン

●ペンギンキング

-声優:カリー・ペイトン

●マリオの父

-声優:チャールズ・マーティネー

●スパイク

-声優:セバスチャン・マニスカルコ

●トニーおじさん

-声優:リノ・ロマノ

●アーサーおじさん

-声優:ジョン・ディマジオ

●マリオの母

-声優:ジェシカ・ディチッコ

●キノピオ将軍

-声優:エリック・バウザ

●クランキーコング

-声優:フレッド・アーミセン

●ルマリー

-声優:ジュリエット・ジェレニック

●クッパ将軍

-声優:スコット・メンヴィル

●???の声

-声優:カルロス・アラズラキ

【ネタバレあらすじ・ストーリー(物語)】はじまりから結末・ラストまで紹介

※以下、オープニングから結末まで物語に触れています。未鑑賞の人は十分にご注意ください。

1.マリオとルイージ、異世界へ→壮絶な冒険

 イタリア系アメリカ人の兄弟、マリオルイージはブルックリンで配管工事業を始めたばかりだ。父親は、マリオが元上司スパイク(いや~なやつ)の下で“安定した仕事”を辞め、さらにはルイージを道連れにしたことに反感を抱いている。ニュースで大きなマンホールの漏水を見たマリオとルイージは、それを修理するため地下に潜るが、

ワープパイプに吸い込まれてしまい、二人ははぐれる。

2.キノコ王国とダークランド 二つの世界で繰り広げられる運命の物語

 マリオはキノコ王国にたどり着き、ルイージは邪悪なクッパ王が支配するダークランドに着く。クッパはピーチ姫と結婚し、彼女が拒否すればスーパースターでキノコ王国を破壊するつもりだ。クッパはなんやかんやあり、とりあえずルイージを捕らえる。マリオはキノコ王国の戦士キノピオと出会い、ピーチ姫の元へ連れて行かれる。ピーチ姫はサルの王族コングたちと同盟を組み、クッパを撃退するためマリオとキノピオを仲間に。ジャングルキングダムでは、老練なキングクランキーコングが、息子ドンキーコングとの戦いでマリオが勝てば「手助けする」と約束。マリオはキャットスーツを着て、ドンキーコングの怪力に勝利する。


3.レインボーロードでの戦い、そして…結婚式へ急げ!

 マリオたちとコング族はカートでキノコ王国へ戻ろうとするが、クッパの軍隊がレインボーロードで待ち伏せていた。クッパ軍の将軍が道を破壊し、マリオとドンキーコングは海に落ち、ウツボのようなマウレイに食べられてしまう。一方、他のコングたちは捕らえられる。ピーチ姫とキノピオはキノコ王国に戻り、市民に避難を呼びかける。空飛ぶ城でやってきたクッパはピーチ姫に求婚し、クッパの顧問カメックがキノピオを拷問するのを見て、ピーチ姫は渋々受諾する。マリオとドンキーコングは、お互いの父親が自分たちの決断を真剣に受け止めてくれないことに共感し合い、ドンキーコングのカートからロケットに乗ってマウレイから脱出。クッパとピーチの結婚式に急ぐ。

4.結婚披露宴での決戦…最後の勝負!

 結婚披露宴では、クッパはピーチ姫の栄誉のために捕虜たちを全員溶岩に投げ込んで処刑しようとする。キノピオはピーチ姫のブーケにアイスフラワーを隠し入れており、ピーチ姫はそれを使ってクッパを凍らせる。マリオとドンキーコングが到着し、捕虜たちを解放する。マリオはタヌキスーツを使ってルイージを救出する。怒り狂ったクッパは自分を解放し、マグナムキラーを呼び出してキノコ王国を破壊しようとするが、マリオはマグナムキラーを軌道から外し、ワープパイプに向かって飛ばす。マグナムキラーはワープパイプで爆発し、吸引力が生まれ、クッパの城がブルックリンに移動してしまう。

5.英雄たちの凱旋 そして新たな家庭へ…

 マリオとルイージはクッパと戦いながらスーパースターを手に入れ、無敵になりクッパ軍を倒す。クッパはミニキノコで縮小され、投獄される。マリオとルイージは英雄として讃えられ、ブルックリンの人々、両親やスパイクも祝福す

【鑑賞の参考にしてほしい感想】※一部ネタバレあり

 最後に、先行公開されたアメリカの観客の感想をお伝えしていきましょう。あえて“良い評価”のみを3つほど載せますので、鑑賞の参考に活用していただけますと幸いです。

絶対に楽しい! 10点/10点 ―justinvitelli5

 まず第一に、この映画は子供たちや任天堂、マリオシリーズのファンのためのものです(もちろん、ファンでない大人でも楽しめると思います)。この映画はファンサービスに満ち溢れていて、ずっと笑顔になること間違いなしです。

 声優陣には最初懐疑的でしたが、皆上手い。クッパ役のジャック・ブラックが主役だと感じました。彼らが物語をシンプルに保ち、すべてのゲームを踏襲していると感じられたことが好きです。まさにスクリーン上のビデオゲームのように。

 この映画は美しくアニメーション化された遊園地のアトラクションのようでもありました。音響も素晴らしかったです。効果音や、アイコニックな音楽が再構築されたスコアは完璧でした。映画の中のいくつかの曲は必要なかったかもしれませんが、それでも上手くいきました。上映時間を105〜120分に伸ばすべきだと思います。90分はあっという間に過ぎるので、短すぎる感じがしました。こんなに心から楽しい映画鑑賞をしたのは久しぶりです。ファンなら絶対に観なければいけません。


クリス・プラットのマリオとジャック・ブラックのクッパが素晴らしい! 10点/10点―gabethedinosaur6

 サンタバーバラ映画祭でクリス・プラットに会った後、彼が初めてマリオを演じるのがどれほど素晴らしいかに驚嘆しました。20年前、クリスマスの日に姉と一緒にゲームキューブでマリオカートダブルダッシュをプレイしたことを覚えています。そのゲームが大好きでした。

 ユニバーサルと任天堂は、80年代、90年代、2000年代から現在までのビデオゲームをプレイした子供たちと大人たちのために、この映画を制作しました。マリオ映画はビデオゲームから非常にクリエイティブで、絶対的に素晴らしかったのです。

 クリスはマリオとして非常に面白かった。ジャック・ブラックのクッパはまさにハマり役でした。彼の声はヴェイダーの混ざり合ったもので、非常に印象的です。マリオの声を担当したクリスは素晴らしい仕事をしました。彼はキャラクターの声を非常に慎重に使いました。

 効果音はまさにビデオゲームそのもので、それこそが絶対的に素晴らしいと感じた最大の理由ですす。ニューヨークからキノコ王国への物語も最高で、ピーチ姫が特に良い。彼女はクッパと結婚しないという意志を強く示しました。

 またキノピオも、セス・ローゲンが声を担当したドンキーコングを含むその他のキャラクターも、みな最高でした。(映画のラストは卵からヨッシーが生まれる瞬間で終わる)次のマリオ映画でヨッシーがマリオとルイージを見つけ、ペットになることを期待しています。

素晴らしいアニメーションとスーパーマリオブラザーズの描写! 10点/10点―mj-809865

 特別上映会に子供たちを連れて行きましたが、とても興奮しました! 最初はこの映画がゲームに全く敵わないだろうと懐疑的でした。しかし、私は間違っていました。

 この映画は私たちの期待を超え、心ゆくまで満たしてくれました。子供たちはもちろん、むしろ私のほうがこの映画を楽しんだかもしれません。映画が始まる瞬間から楽しかったのです。ユーモアのセンスがよく、たくさんの素晴らしいシーンがあります。笑える瞬間もたくさんあります。

 映画が短すぎることを除けば、私の期待にたっぷりと応えてくれたといえます。子供時代からマリオのゲームをプレイしてきた39歳として、この映画はマリオのゲームをプレイするための眠れない夜の楽しい思い出を呼び戻してくれました。子供がいるかどうかに関わらず、ぜひ観るべき映画です。

まとめ

 以上、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のネタバレあらすじ・感想をお伝えしてきました。劇場公開時はもちろん、VOD配信が開始された際にも、ぜひご鑑賞いただければと思います。この底抜けに明るく、楽しい映画は、きっとあなたの日常を輝かせてくれるはずです。


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