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爆笑!中2「飽和水蒸気量」の指導の一コマ。この絵、なんだと思いますか?

私の名前には、「絵」という漢字が入っているのだけど、

絵があんまり上手ではありません。

今から、前のホワイトボードに絵を描いてみるから、なんの絵か当ててみて。

って言うと、

普段はどこか違う世界にいってしまっている子も、

全員前に注目します。

そして、この絵を描くのです。

みなさん、なんの絵だと思いますか?笑

もちろん、授業の内容に関係ある絵です。

飽和水蒸気量について学習するタイミングです。

もう、みんな「は?」って感じです。

「ヒントは?」と言われるので、

「そやなー。好きな人もいるし、好きじゃない人もいるやつやな。」

とか言ってじらして、やり取りを楽しみます。

そして、なんと、今回、ある子からこんな答えが返ってきました。

「…新宿…?」

です。

みなさん、意味わかりますか?

私は意味が分からず、「ん?なんて?新宿?(゜゜)」と思わず聞き返しました。

よくよく聞くと、、

↑ この新宿歌舞伎町のネオンのことでした。笑

いや、もう、発想がすごい!!花丸!!でした。

みんなで大爆笑。

40人いるクラスの中で、物怖じすることなく素直に自分の考えを発言できて、

自分でも爆笑していた彼女の人柄がとても素敵だと感じましたし、

こういう瞬間、

色んな枠を取っ払って、全員でつながりあえる瞬間があるから、

教員はやめられないです。



いやいや、正解は?

ジェッ、、、ジェットコースターです!

も、もちろん、盛り上げるためにちょっと下手めに書いていますよ。。 笑

いやなんで飽和水蒸気量の勉強するのにジェットコースターなの?

と思われるでしょうか。

飽和水蒸気量、つまり、湿度の理解は、

乗車率と同じ考え方なので、公式を教えて覚えさせるような、

先につながらない教え方はしません。

「10人乗りのジェットコースター、今5人乗ってるねんて。

乗車率は何パーセント?」

って聞くと、50%って大体みんな分かります。

「それ式どうやって求めたん?湿度も同じ考え方や。」

という流れにしています。

勉強とは本来、人生がより豊かになったり、便利になったりするもの。

理科は、生活にとても密接に関係している分野。

「湿度高すぎたらカーテンとか壁紙とかカビてくるで。

自分の部屋の湿度何%なん?加湿器とか除湿器とか置いてたりする?」

みたいなやり取りをとても大切にしています。

理科を身近に感じてほしいからです。

目の前の子どもたちとのやり取りを大切にしたいからです。

と、今回は歌舞伎町のネオンがあまりにも衝撃的だったので(良い意味で^^)

書いてみました。

読んでくださってありがとうございました。

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