欧文書体/和文書体 メモ
参考にしたのは下記の本です
見てるだけで楽しくなる本なのでこれはオススメの一冊。
その中で何番煎じかわからないかもしれないですがフォントの種類についてまとめました。いやでもフォントがどういうイメージを持ってるかって意識するのってとても大切。なんとなーく頭の片隅に入れとくと役立つときがくると思います。
欧文書体の種類とイメージ
①セリフ書体=高級感・格調
文字の先端の飾りのことを「セリフ」と呼ぶ
セリフ書体は和文書体で言う明朝体にあたるもの。
★ブラケットセリフ(上)は古典的な印象
→セリフ部分が手書きっぽいやつ
★ヘアラインセリフ(下)は近代的な印象
→セリフ部分が一本線のように細いやつ
②サンセリフ書体=現代的
和文書体で言えばゴシック体にあたるもの。セリフ書体に比べて現代的な印象。サンセリフ書体は文字の先端の飾りがないです。サンセリフはヘルベチカがあまりにも有名かな?
★太い書体・・・「信頼感」「安定感」
★細い書体・・・「軽やかさ」「スタイリッシュさ」
③スラブセリフ書体=インパクト
どっしりとした厚いセリフが特長!もともとは広告などで人目を惹くために作られた書体でセリフとサンセリフの両方のイメージを持っている。
とにかくインパクトを出したい時におすすめ!
④スクリプト書体=洗練/親しみ
手書き風で次の文字につながるように書かれた「筆記体」です。
★キレイなカリグラフィ(上)・・・洗練さ、高級感
★サインペンで書いたような文字(下)・・・親しみやすく温かい
⑤ディスプレイ書体=個性的
広告物や看板などのタイトル用につくられた、デザイン性の強い書体。ディスプレイ書体は幅が広いため膨大な種類があります。個性的な印象を与えたい時に使いましょう!
⑥銅板系書体=高級感・知的
なめらかな金属板を彫刻刀で削った文字が元になった書体。
Copperplate,Cochin etc・・・
欧文書体の種類とイメージ
①明朝体=格調・フォーマル
「高級」「洗練」「格調」「クラシカル」「フォーマル」といった印象。ゴシック体より見た目はシャープで真面目さや繊細な印象を与える。
②ゴシック=現代的・カジュアル
明朝体に比べ「現代的」「カジュアル」「若さ」「親しみやすさ」といった印象を与える。手書きっぽいものもあれば定規とコンパスで書いたようなものもある。採用ハックのアイキャッチには、キチっとしてるけどカジュアルっぽさも感じる「凸型文久見出しゴシック」を使ってます。
③丸ゴシック=かわいさ・安心感
ゴシックの「親しみやすさ」「カジュアル」にプラスして「可愛さ」「温かみ」があり、見る人に安心感を与える。
④筆書体=伝統・和風
筆で書かれたような文字。「伝統」や「和風」「古典的」な印象を与える。
⑤デザイン書体=個性的
真面目なものからくだけたものまで、種類が豊富。求めるイメージの書体を的確に選ぶのが大切。
⑥築地体/秀英体=上品/リズム感
築地体(左)=やわらかな印象で上品・リュウミンR
秀英体(右)=リズム感や躍動感・秀英3号
明朝体の中でもこのような違いがあるのでじっくり眺めてみるべし。
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以上でございます。
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