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キャッチコピーのメモ

今回参考にした本はこちらの本!

最強のコピー ライティングバイブル

イラストにせよコラムにせよ下準備が重要なことが最近ようやくわかってきたので「キャッチの書き方」よりも重要になりそうな部分をメモしてます。

「ターゲット×提供価値」を徹底的に考えよ

まずはいきなりコピーを書いてはいけない。
誰に向けてどんな価値やベネフィット(得、便益)を伝えるべきかを先に考える「戦略」は不可欠。

では「考える」とは具体的に何を指すのか。

①ブランド、商品、サービスをしっかりと把握しているか。下調べをきちんと済ませ、主なセールスポイントとベネフィットを押さえているか
(=提供価値) 

②市場、ターゲットグループ、セグメントをしっかりと把握しているか。的が絞られているか。可能性がもっと高そうな見込み客、あるいは顧客にとって価値ある内容か
(=ターゲット)

当たり前かと思うかもしれないがこれを考えられていないことがほとんど。
以下の質問に答えられるか事前にチェックすべし。

・なぜ、そのターゲットを狙うのか。そのターゲットでいいのか?
・何が、顧客のベネフィットか?
・その商品は、ターゲット顧客の何(悩み)を解決するのか?
・その商品は、他社では買えないのか?
・他にはない、その商品の強みは何か?

「どう言うかより、何を言うか」のほうが遥かに重要。

どう言うか=コピーライティング
何を言うか=戦略

なぜ「何を言うか」を考えないといけないのか
→そうしなければ全く売れなくなるから
戦略部分を考えなければどんなにいいコピーを書いたとしても刺さらないコピーになってしまう。

--------------------------------------------------------------------------------------【例:「スタンバイ」でターゲット×市場価値を考えてみる】

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こんな感じでターゲットによって提供すべき価値は大きく変わる。
次に「何を言うか」を絞り込んでいく!

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3段階の手順を踏んで考える。

①準備(ターゲット×市場価値)
ターゲットを定め、市場価値(商品特長)を考える。
このとき、提供価値は多ければ多いほど良い。

②分別(OUT/IN)
考えを巡らせた提供価値を捨てる価値(OUT)残す価値(IN)の2つに分ける。残す価値(IN)を明確にするため捨てる価値(OUT)を先に書き出すのがポイント。

 ③決断
いくつかの残す価値(IN)から最も重要的な提供価値(特長)をひとつだけ選ぶ。それが独自のウリになる。

特定のターゲットに対し、価値を一つに絞るのは難しいが、こうすることで言うべきことが徐々に絞られていく。
「ターゲット×提供価値」という戦略が確定した後に「どう書くか」の工程に入っていく。

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【例:「スタンバイ」×「Indeedユーザー」×「新機能」訴求でやってみた】

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最も重要な提供価値は「Yahoo!しごと検索に連動している」に決定!
そこからコラムタイトルを考えてみると…

※コラムタイトルで利用する場合は必ずキーワードを入れる必要があるので、通常のキャッチコピーより自由度はかなり制限されますね~

★「Indeed スタンバイ」(Googleで49,800件)のキーワードなら

「なぜスタンバイはYahooでIndeedよりも上位表示されるのか」(32文字)
「スタンバイがYahoo検索でIndeedよりも上位表示される理由」(32文字)

とかが安定かな?いつものコラムタイトルって感じだけど。

コラムのタイトルじゃなくて自社の取り扱い商品としてのキャッチ画像で使うなら

「Indeedとあわせて使い始めたのはスタンバイでした」
を大きめの文字でキャッチにして、その下にYahoo!しごと検索の詳細を明記したりとか…?

【読んだあとの頭の中】
「ターゲット×提供価値」の考察は幅広い分野で応用できそう。
コラムの骨子作成でのペルソナ設定がイマイチしっくり来ないことが多かったけど、やっぱしっかり設定するのが大事だ・・・。
全体網羅型のコラムがSEO的に良い傾向があるのであれば、見出しの順番とかも考えないとな~と思ったり。今回の例だと

1.スタンバイとは
2.スタンバイだけの機能
3.スタンバイの掲載料金
4.スタンバイの掲載方法・・・

と先に書いて知りたい情報だけ先伝えるのか

1.スタンバイとは
2.スタンバイの掲載料金
3.スタンバイの掲載方法
4.スタンバイだけの機能・・・

と後に回してしっかり全体を読ませるのか。
うーむ、奥が深い。
最強のコピー ライティングバイブル
はキャッチコピーの35の型が載っていたりセールスレターの書き方も載っているので一度読んで損は無い本だと思います。

というわけで以上メモは終了です。


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