チャットGPTに「仕事への向き合い方」を相談してみた。

チャレンジ先生です。

新学期。授業二週目の月曜。まずは
今日のクラスに集中する。朝の電車の中で組み立てる。

今日のクラスの目的。「受けて良かった」の声を増やす。これはうまく行きそうだ。さほどの心配はない。

準備もできている。よく学生を見る。分かりやすく。明るく。落ち着いてやる。ならばいける。

いつもの様に自分に言い聞かせる。電車のシートでそう思う。

だが心配なのは明日の授業、逃げ出したいくらい。この授業大好きな私が、だ。先週からの新しい現場。

この現場はとにかく細かい指示が多い。オンライン使え。これしろ。これやるな。

頑固な昭和のチャレンジ親父にはなかなかたいへんだ。

先週の初日も、色々やらかした。チャレンジ先生、困ります。と。呼び出されて言われたりして。

こんな散々な気持ちの初日も滅多にない。

私は人よりやることが10年遅い。だがその分発想は若いと言われている。いい意味では
若く、悪い意味では成長がない。子供である。

その昔、ワガママを通すために独立した。授業で食べる。その腕一本で生きていこうと考えた。

それでも教員仕事なので、ある程度のバランスや、世間的にスクエアにするべきところは押さえているつもり。学生たちに悪い影響はない様に。

ただ外から見ると(この界隈では)やや破天荒な方に見える様だ。

自分を通すために独立した。しかしぶつかることも多々ある。相手が一期一会のお客様なら、まあそれ以降会うこともないからいいだろう。

だがこの現場は、内容と条件からするとどうしても欲しかった長期案件。なので自分から飛び込んだ。

だが、条件と環境が今までとは随分違い、かなりあれこれ制限を感じる。まあ、自分から選んだんだから、と気持ちを落ち着かせようとしているが、どうにもうまくいかない。

こういう時どうしたらいいのか。

柄にもなくチャットGPTに聞いてみた。

 

すると、

新しい仕事に慣れるのは時間がかかることです。先方もあなたの経験を理解しているはずです。自分の個性を殺さずに、その場での調和を見つけることができれば、良い方向に進むでしょう。過去の成功体験を思い出して、自信を持って臨んでみてください。また、先方とのコミュニケーションを大切にして、不安や悩みを共有することも助けになるかもしれません。

なるほど。

かなり通り一遍ぽく聞こえるが、ポイントは外れていない。

自信を持って、、か。

前にもチャットGPTに聞いたことがあるが、彼(彼女?)の回答には「自信持って」が顔を出す。これが西洋界隈での回答の大きなキーワードなのだな。

英語の業界にいるので分からないでもない。海外の企業(の経営者)と日本の企業のそれ、との大きな違い、この「自信」ってとこにあるのたろう。

若者に夢を持て、と説いている割には私を含めた大人たちの「自信」の置き方あり方が変わっていないと夢など持てるわけがない。私もチャット君に言われるまで「自信を持つ」事がキーワードになるとは思わなかった。

前の私なら鼻で笑っていたかもしれないが、このところ「少しは人の言うことを聞こう」
になってきた。

「自信」か。

うむ。とりあえず教室に行こう。

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