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育成年代【約束事のない中での自由】

自由にやってごらん!経験談

小中学生の頃はよく

自由にやってごらん!

このようなフレーズをよく耳にしました。
実際に自由にやると怒られました。
何故なのか怒られた本人は分かりませんでした 笑

ボールを持っている選手は自分の判断でボールをどう扱うのかを選択できます。しかし、この自由を捉え違えてしまう選手が多く、コーチや味方選手に怒られます。自分の判断のどこが悪かったのかは無しに自分の選択を否定されてプレーが続き、またボールを受けて疑心暗鬼になりつつプレーを続けます。(自分の場合)

指導者となった今、思い返せば意図的には簡単な事だったと気付きます。

ボールを受ける前に、相手DFと味方選手+ゴールの状況を観て
ボールをゴールに入れるにはどの選択が一番効率が良かったり、
意外性があるのかを、考えた上での

自由にやってごらん!

だったのだと。

自由を捉え違う選手の特徴

小学生や中学生の頃は、
ボール保持者と目の前のDFの関係性のみの
状況判断でプレーする傾向になります。筆者は特にそれでした 笑
身体能力の高い選手や、成長の早い大きい選手は陥りやすいパータンです。

もしくは
自由=自分の好きなプレー
これも多いです。
場所や状況を考えれず好きにプレーしてしまうパターンです。

もちろん、問題なのは伝え方や伝える人のやり方なのですが、
コミュニケーションが少ないとこうなりやすいです。

自由とは

自由はルールがあった上で適応される物ですよね。

なので、指導者が自由を選手に与える、自由を提示するのであれば、
試合におけるチームの約束事をTR中に落とし込む必要があり、
その明白な約束の中で、指導者は選手の判断の合否を伝えなければいけないと思います。
話は大袈裟になりますが法律で考えた場合。
告知されていない、またはよく理解していない法で裁かれ
社会から退場なんてことは、絶対納得できないですよね。

筆者の考え

筆者が思う育成年代(競技スポーツ)のサッカーの自由は限りなく自由ではないと思っています。なぜなら、競技者が覚えなくてはいけない事が盛り沢山だからです。サッカーのルール然り、エリアに応じたプレーの選択もそうです。個人で行くのか、グループで行くのかということも覚えなくてはいけません。
【車に乗る】を例にします。
免許を取る過程をサッカーでのトレーニングとして、
路上を1人で運転する所が【公式戦に出る】状態とします。
路上を運転するには、座学で標識や道路交通法に関することを学びますよね。もしそこで交通法の知識に触れずに仮免が受かってしまいました。
そして路上運転に移行(実際にはありえませんが 笑)。
車に乗り込み助手席には指導員、
「さぁ自由に運転してみましょう!」
と言われ気持ちよく運転していたら、指導員から座学で聞いた事のない点で超絶ダメ出しを喰らいます。
きっと運転者は車に乗るのを怖く感じてしまうと思います。
サッカーも同じような点があると思います。覚えていかなくてはいけない、プレーにおける原理原則や一般的な原則はトレーニングを通して覚えいく必要性があるはずです。
赤信号見たり標識を見て止まるように、サッカーにも同じことがたくさんあると思います。
車を自由に運転している人は、不自由(ルールを意識した)な状態から、経験を積んで自由(意識することが苦にならない)な状態になった人だと思います。
育成年代の選手のほとんどは不自由(意識するものがたくさんある)な状態でプレーしていると筆者は考えています。

まとめ

途中から何書いてるのかわからなくなってきましたので、
何を伝えたいかというと、

・育成年代の子供たちは不自由な状態でサッカーをしている。
・TRでしてないことで試合中、選手を否定してませんか?
・チームのルールが明確で選手は理解している、しようとしていますか?
・コミュニケーションしっかり取れてますか?


ということを伝えたかったです! 最後まで観ていただきありがとうございました。






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