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サッカーにおけるコミュニケーション

指導現場でよく目にする、または耳にする悩みでチームでミーティングをしている中、指導者が選手たちを集めても子どもたちからの意見がなかなか出てこない場合があることが多いようです。
自分自身も、小学生の時や中学生の時はどちらかというとコミュニケーションが得意な方な選手ではなかったです。感覚派でした 笑

そこで自分の経験からコミュニケーションがうまく行かない問題点を思いついた物ざっと記してみようと思います。
おおまかに3つ程の問題要素があると思っています。

・大人と子供の関係性
子供が選択しチャレンジした事に対して頭ごなしに否定したりしてませんか?実行するには何らかの意思決定がありますす。中には本当に何も考えず行動に移るタイプの子もいますが、状況を判断し考えて実行に移した後のミスを頭ごなしに否定されるとどうでしょうか?
大人>子供 という関係性は子供のコミュニケーションを少なくしてしまいます。自分の意見を話すと否定されるのではないかという関係性や環境下でコミュニケーションはとりたくないですよね。

・子供と子供の関係性
子供たちの中には上下関係が存在しています。その子自身のキャラクターでサッカーの上手い下手をも関係なくコミュニケーションを取れる子もいますが、それ以外の子はコミュニケーションを取りたがりません。
子供同士の関係性は大人が少し環境を整える必要があります。

・子供自身の個性
十人十色で皆違う個性を持っています。その中には不得意の子もいます。そういった子に無理やり強いることは酷です。いろいろなフォローをしていく必要があります。
他には根本的にサッカーを題材にしてコミュニケーションを取る仕方がわからないという現象もあります。
サッカーは複雑で、言語化するのが難しいです。だからこそトレーニングの中から意思疎通ができやすく言語化した状態でトレーニングを通して選手に落とし込む必要が、大人・指導者は創意工夫する必要があります。

経験談
筆者は岡田メソッドの立ち上げから携わる機会があり、U10〜12の選手を岡田メソッドを用いてトレーニングをプランニングして指導しました。
トレーニングの肝はサッカーの原理原則を徹底的に体現ができるように意識させプレーに実行させていくことです。この原理原則とは状況に応じて、こうなったらこうするといったことを、共通原則、一般原則、クループと個人の原則の3本の軸から、とくにグループと個人の原則という部分にフォーカスを当てて選手に伝えていきました。
U10始めのトレーニングは、はっきり言ってカオスでした 笑
しかし、3ヶ月、半年、1年とトレーニングを積んでいくと面白い事に選手どうしのコミュニケーションが凄く増えていくと同時にボールを意図的に選手が相手の状況を見て動かしていく事ができるようになっていくのです。
コミュニケーションの点では、
『今のは相手がボール保持者のここにいたから、サポートはここにこれないと出せないよ。』『今のはパスの優先順位はここでしょ!』と凄く具体的な事を話していました。(中国のU12チーム)
また、中国の選手を連れてFC今治U16へ短期サッカー留学という事で2週間帯同した時、今治のU16の選手たちも凄くコミュニケーションをとっていました。環境設定と日々のトレーニングの中でのサッカーにおける原理原則の言語化がしっかりとオーガナイズされていくと、面白いくらい試合中に選手間に会話が増え、ハーフタイムにはあちこちで話し合いがされていくのです。
小中学生の試合の中でよく聞こえる場面、
A:『声出していこーぜ!声出そうぜ!』
その他:『オー!・OK!』
その後:『シーーーン』
は果たして意味のある声なのでしょうか? ゴールを奪うために、奪われない為に声を出す。その指示のコミニュケーション力も踏まえてトレーニングに加える必要があると思います。
そうする事で良いトレーニングの雰囲気が構築され、選手たちがのびのびとプレーしていけるのかと思います。

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語学とサッカーで自分の価値を産み出せたTAICHI91年生 大学進学後、中国語を専攻し大学のプログラムで台湾、中国に留学 卒業後は台湾、中国でサッカー指導者として活動現在コロナの影響を受け、自己啓発中

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