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【色】の持つイメージと心理的効果、使い方について。アウトプットメモ

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はじめに

以前から色の持つ不思議な力を感じていたのをふと思い出して、少し調べてみました。サッカーをしていた人なら共感できる人もいるかと多いと思います。

『今日の対戦相手のユニ赤か!なんか強そう!黄色のユニか!なんか早そう!』
みたいな感じです。 笑

ググって見ると、色の持つイメージと心理的効果のあり使い方について、色には特有のイメージ心理的効果があり、これらをコーポレートカラーや商品のイメージ策略、WEBサイトなどに活用することで、人の感覚や感情に影響を与えることができると言われているようです。
以下では、代表的な11色のイメージと心理的効果についてアウトプットさせて頂きます。

1.赤

【色の性質】
膨張色、進出色、温暖色、興奮色のイメージ効果を持つ。
【一般的なイメージ】
熱い、強い、危険、闘争、怖い、派手な、情熱的、明るい、活動的な、興奮、エネルギー、緊張、怒り、嫉妬 など
【心理的効果】
赤は血液や太陽、炎など生命に直結するイメージが強いことから、エネルギーの象徴といわれています。人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激がある。スポーツで赤を身に着けることが多いのは、自己を鼓舞したり相手を威圧したりするのに効果的だからです。

2.ピンク

【色の性質】
進出色、温暖色、柔軟色、軽量色といったイメージ効果を持つ。
【一般的なイメージ】
かわいい、やさしい、甘い、若い、幸せ、ロマンチックな、意地悪な、女らしい、優美な など
【心理的効果】
ピンクは刺激が少なく、かわいらしさや健康を連想させます。幸せな気分を作り女性ホルモンの分泌を助たり、血行をよくし肌の潤いを保つ効果もあると言われます。また、花の甘い香りにピンクをイメージする人が多く、幸福感を与えることもできます。

3.オレンジ

【色の性質】
膨張色、進出色、温暖色、興奮色のイメージ効果を持つ。
【一般的なイメージ】
暖かい、明るい、元気、健康的、かわいい、楽しい、親しみやすい、安っぽい など
【心理的効果】
近年の調査で、色の中で最も暖かいと感じられる色はオレンジ色という結果が出ています。
赤よりも強さが薄れ、暖かみを感じさせるため、親しみやすさを与えることができます。暖色系の色は人によって好みが分かれますが橙色は嫌う人が少なく好意的に見られています。暖色系では1、2を争う万人受けする色です。

4.茶色

【色の性質】
温暖色、重量色のイメージ効果を持っています。
【一般的なイメージ】
自然な、落ち着いた、堅実な、古い、安心する、堅い、地味な、保守的な、マイルドな、渋い、おとなしい など
【心理的効果】
茶色は植物を育む大地の色であるため、人間にとっても支えの色であるといわれています。そのため、落ち着きや安心感、温もりを感じさせます。
好きか嫌いかと聞かれたら嫌いと答える人が多い色ですが、常に身近にあり暮らしの中に溶け込んでいるので飽きることのない色です。彩度が低いため大人にならないと良さが分からない色とも言えます。

5.黄色

【色の性質】
膨張色、進出色、温暖色、興奮色、軽量色のイメージ効果を持つ。
【一般的なイメージ】
明朗、希望、喜び、暖かさ、幸福、躍動、賑やか、幼稚、注意、軽率、騒がしい など
【心理的効果】
黄色は有彩色の中で一番明るい色、太陽の光や穀物の実りの色が黄色であることから、明るさ、普遍性、エネルギーを感じさせ、喜びや希望、幸福などポジティブなイメージを与えることができます。
警戒色としても効果があるため、道路標識で使用されることも多いです。
五感のなかで聴覚と関係が深いのは黄色です。黄色い声援という言葉があるように、明るい声やよく通る音のイメージは黄色に繋がります。

6.緑

【色の性質】
沈静色、重量色といった効果が色の特徴としてあり、中間的な色(中性色)なので周辺の色によってイメージ効果は左右される。
【一般的なイメージ】
自然な、安らぎ、落ち着き、癒やし、若さ、爽やか、新鮮、安全、平和、健康、公平、平凡 など
【心理的効果】
安心感や安定、調和を表す色です。また、五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色です。木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。黄色と青色の混色でも作られる緑は2つの色と似たイメージも持っています。

7.青

【色の性質】
収縮色、後退色、寒冷色、鎮静色のイメージ効果を持つ。
【一般的なイメージ】
冷たい、冷静、神秘的、孤独、静か、知的、爽やか、信頼、自由、平和、誠実、憂鬱 など
【心理的効果】
青は水や空を連想させることから、冷たく、神秘的なイメージを与えます。
また空や海の広大さから孤独感やクールダウン効果もあります。
五感のなかで味覚と関係が深いのが青です。青空の下の開放感や落ち着いたリラックスできる空間で味わう食事は格別な美味しさがあります。食べ物そのもので青のものは少ないですが、生命の源の海も連想できる青色のある空間は食を楽しませてくれます。


8.紫

【色の性質】
沈静色、重量色といった効果が色の特徴としてあり、中間的な色(中性色)なので周辺の色によってイメージ効果は左右される。。
【一般的なイメージ】
高貴な、高級な、神秘的な、正式な、不思議、やさしさ、女性的、和風、大人、古典的 など
【心理的効果】
昔、紫の染料は貴重であったため、その名残で高貴、高級というイメージを与えることができます。また夕焼けや朝焼けの空が、美しく紫に染まることから、神秘的な印象を与えることもできます。
他に、赤紫〜青紫まで幅広い色域が紫と認識されます。動の赤と静の青、相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。場面によって色の性格が変わる複雑な色です。


9.白

【色の性質】
膨張色、進出色、柔軟色、軽量色のイメージ効果
【一般的なイメージ】
純粋、神聖、清潔、無垢、明るい、平和、自由、善、潔白、無、緊張、未来 など
【心理的効果】
白は光によって明るくなった環境を表す色であることから、純粋で清潔なイメージを与えることができます。
白色は灰色や黒色と同じ無彩の色です。光を反射する最も明るいこの色は暗い色を引き立てます。信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。光を透過する白は健康には一番良い色とされています。白の真っさらな状態は始まりや出発といったスタートを印象づけます。

10.灰色

【色の性質】
柔軟色、沈静色といった効果が色の特徴としてあり、明るければ白の、暗ければ黒のイメージ効果が加わります。
【一般的なイメージ】
曖昧、陰気、不安、落ち着き、控えめ、汚れた、疑惑、不正、悲しみ、シック など
【心理的効果】
原始の時代に、雨や嵐の前兆である灰色の空を見上げた時の不安な気持ちが灰色のイメージとなっています。
白でも黒でもないはっきりとしない色で、不安を感じさせ、陰気なイメージを与えますが、そのソフトな色合いで落ち着きや控えめな印象を与えることもできます。


11. 黒

【色の性質】
収縮色、後退色、強硬色、重量色といった色のイメージ効果を持っています。
【一般的なイメージ】
強さ、恐怖、孤独、反抗、暗さ、クール、威圧的、邪悪、不吉、悲しき、高級感、シック など
【心理的効果】
光の白と対する黒は闇の象徴であり、恐怖感や孤独を感じさせる色です。業界によっては、強さやかっこよさの象徴であり、おしゃれでクールな印象を与えることもできます。周囲の色を引き締めて目立たせます。他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。

最後に

赤は興奮色で相手を威圧する様な作用があったり、黄色が軽量色で速そうに感じたりしてたんですね!
色の特徴を知ることで色々な場面で活用できるようになりたいなと思いました!また、サッカーに応用するならどんな感じがいいのかも考えてみたいです!

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