料理が「できる/できない」問題を考える(あるいは、インターネットがぼくたちから奪ったものについて)
最近、料理をすることにハマっている。ただ、ハマっていると言っても、毎食自炊するわけではないし、ちゃんとやってる人からすれば鼻で笑われるくらいの頻度だろう。
いや、むしろ「ハマっている」と言えるのは、それくらいの頻度だからなのかもしれない。この言葉が使われるのは、趣味や息抜きに対してだろう。毎食自炊をするようになれば、それは生活の一部となり、「ハマっている」という表現とは乖離するような気がする。いくら毎日ちゃんと歯磨きをしていても、歯磨きにハマっていると言う人は少ないはずだ。