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映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:40 発祥の地

2021/8/18 快晴。千葉県市原市の小高い丘から美しく広がる田んぼを撮ってると、おにぎりを食べたくなる。稲は首をもたげて成長中。風になびく稲田に雲の影が移動する、これぞザ・日本の田園風景という感じだ。この美しい風景がソーラーシェアリングになると自分はどう感じるのか。もったいないな、と思うだろう。ソーラーシェアリングの拡大と景観の問題は各地域での積極的な話し合いが必要だ。日本中にある景観政策のように良い答えが必ず出るだろうし全ての田園風景を変えなくても日本の全電力を十分賄える。
 
太陽光発電の技術はどんどん高まっている。近藤恵さんの農場のパネルは8年前の倍以上の出力だ。技術が向上すれば必要な面積は小さくなる。自然エネルギーは技術が技術を生み出してゆく学習効果によって日進月歩で安価に、高出力になる。ウランの熱で湯を沸かして発電する単純な原発の学習効果は、とうの昔に頭打ちだ。

ここ市原市に来たのは、ソーラーシェアリングの発案者・長島彬先生にインタビューするためだ。長島先生の実証試験場に着くと“ソーラーシェアリング発祥の地”と彫られた立派な石碑が迎えてくれた。

映画公式サイト
https://saibancho-movie.com

宣伝費を募るクラウドファンディング
https://motion-gallery.net/projects/saibancho-movie


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