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映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:72 やってやるぞ!

2021/11/9&10 雨天と曇り。2日にわたって伊方原発差止仮処分の申請却下について河合弘之弁護士と樋口英明元裁判長にインタビューした。お二人からは広島高等裁判所へ抗告した第二審に向け、いたって前向きなお話しが聞けて気分がスッと良くなった。
 
河合弁護士は「裁判所が樋口理論にケチを付けるとしたら、こういうことか、ということが全部出揃っている」、「突っ込みどころ満載の判断なので第二審は必ず勝てる」そうおっしゃった。余談だが河合弁護士の言葉は若い。“突っ込みどころ満載”なんて表現が出来る77歳は、若い人の話をよく聞いている人だと自分は思う。それが若い弁護士さんの影響なのか若い依頼人からの影響なのかは不明だが、若い人の言葉はときにスピード感と分かり易さを持っている。河合さんはそれをキャッチできている。
 
樋口さんにはZOOMでお話を聞いた。第二審が「まともな裁判官なら勝てます」と、これまた心強い。通称・樋口理論がデータに基づいて立てられていることを改めて感じた。
 
さて、映画には大変な使命が与えられた。第二審の判決は、おそらく1年後に出される。2022年11月頃だ。この映画は東京では9月初旬に公開されるので大ヒットすれば、きっと社会から第二審への注目が集まる。そうすると判決に良い影響を与えられる可能性は大である。映画には社会を変える力があると学校で教わった。それがホンマかどうかやってみよう。創作者としての血が騒ぐ。Baby,やってやるぞ!

<映画公式サイト>
https://saibancho-movie.com

<宣伝費を募るクラウドファンディング>
https://motion-gallery.net/projects/saibancho-movie


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