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エレドラ 設定資料集 〜料理・飲料編〜

 エレドラの世界に存在する料理(食べ物)、飲料(飲み物)です。この記事に載っているもの以外にも、たくさんあるはずです。現実世界でも存在するものばかりです。
 ファンタジー作品に登場させる際の参考にどうぞ。

 ※頻繁にアップデートするのでご注意下さい。


■一般的なエアレシアの食事

 朝食はバターやジャムを塗ったパンに、ハムやソーセージ、ヨーグルト、ゆで卵などの卵料理が添えられることが多いです。飲み物はコーヒーあるいは紅茶です。

■パン

 穀物の粉に水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵させて膨らませ、焼いたものです。多くの地域でヒトの主食となっています。

●白パン

 小麦粉から作られるパンです。
 現実世界の日本でいうところの白米のような存在です。

●ライ麦パン

 ライ麦から作られるパンです。黒パンとも呼ばれます。
 日持ちも腹持ちも良いです。固いため薄くスライスしたり、粥にしたり、サンドイッチにしたりして食べます。
 現実世界の日本でいうところの玄米のような存在です。

●バゲット

 クランシア王国にルーツを持つ、棒状のパンです。

●サンドイッチ

 スライスしたパンで肉、野菜などを挟んだものです。

かゆ

 パンを含む穀類、豆類、芋類などを多めの水で柔らかく煮たものです。

■野菜・果物・芋類の料理や加工食品

●サラダ

 生野菜を調味料で和えたものです。

●ピクルス

 野菜や果実などを香辛料とともに酢漬けにしたものです。

●ジャム

 果実や果汁に砂糖や蜂蜜などを加えて加熱しゼリー状に固めたものです。

●フライドポテト

 ジャガイモを食べやすい大きさに切って揚げたものです。
 ただし、現実の中世ヨーロッパにジャガイモは存在しません。

■卵料理

●ゆで卵

 卵を殻ごと茹でて固めたものです。

●目玉焼き

 鉄板などに卵を割り入れて焼いたものです。

●スクランブルエッグ(たまご

 卵に塩や胡椒などの調味料を加え、かき混ぜながら炒めたものです。

●オムレツ

 卵をほぐし、塩や胡椒で調味してフライパンで焼いたものです。具として他の食材を入れることもあります。

■魚料理

ざかな

 魚を焼いたものです。塩焼き、照り焼き、小麦粉をまぶしてバターで焼いたムニエルなどがあります。

●ロールモップス

 キュウリのピクルスや玉ネギの薄切りを酢漬けニシンの切り身で巻いたものです。
 主にアルバドラ王国で食べられます。

■鳥料理

●フライドチキン

 鶏肉に小麦粉などから作った衣をまぶして揚げたものです。

●ローストチキン

 鶏をまるごと焼いたものです。

鴨鍋かもなべ

 鴨肉と長ネギを鍋で煮ながら食べるものです。
 ヤマト国の伝統料理です。

■肉料理

●ジャーキー

 牛肉などの肉を干したものです。燻煙くんえんしたものもあり、「スモーク・ジャーキー」と呼ばれる。
 犬や猫の餌としても認知されていますが、ヒト向けのものは塩や香辛料などが塗布とふされているため、注意が必要です。

●ソーセージ(腸詰ちょうづめ)

 ひき肉あるいはきざみ肉を塩や香辛料で調味し、腸などの食べられる袋状のものに充填したものです。

●ハム

 豚肉や鶏肉のもも肉を塊のまま塩漬けにし、薄くスライスしたものです。

●ベーコン

 豚肉の背の肉やバラ肉を塩と調味料で漬けて、薄くスライスしたものです。卵やソーセージと一緒に盛り付けることが多いです。

●ローストビーフ

 牛肉の塊をオーブンなどで蒸し焼きにし、薄くスライスしたものです。

●ステーキ

 厚切りの牛肉などの肉を、塩や胡椒などの調味料で焼いたものです。

●ハンバーグステーキ

 ひき肉とみじん切りにした野菜にパン粉、卵、塩を混ぜて焼いたものです。
 これをパンに挟んで食べる食べ方もあります(ハンバーガー)。

●ホットドッグ

 切れ目を入れたパンにソーセージを挟み、ケチャップなどで味付けしたものです。

■スープ・煮込み料理

●塩スープ

 鶏肉やキャベツなどの具材を煮込んで、塩で味付けしたスープです。

●コーンスープ

 トウモロコシを主な材料としたスープです。
 ただし、現実の中世ヨーロッパにトウモロコシは存在しません。

●オニオンスープ

 玉ネギを主な材料としたスープです。

●ミネストローネ

 ティメリア地方の伝統的な野菜スープです。
 トマトが主な材料ですが、現実の中世ヨーロッパにトマトは存在しません。

●シチュー

 肉や野菜、魚介類などを出汁やソースで煮込んだものです。
 牛肉とジャガイモ、ニンジン、玉ネギを煮込んだビーフシチューなどがあります。

■その他焼いたもの

●グラタン

 オーブンなどで料理の表面に焦げ目を入れるように調理したものです。ホワイトソースとマカロニを使ったマカロニグラタンなどがあります。

●パイ

 小麦粉を練って薄く伸ばし、中に具材を包み込み、蒸し焼きにしたものです。リンゴを入れたアップルパイや、肉を入れたミートパイなどがあります。

■乳製品

●ヨーグルト

 牛乳などの乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させたものです。

●バター

 牛乳から分離したクリームを練って固めたものです。

●チーズ

 牛乳などの乳を凝固させ、水分を取り除いたものです。

●アイスクリーム

 牛乳などの乳を冷やしながら空気を含むようにかき混ぜてクリーム状にし、凍らせたものです。
 現実の中世ヨーロッパには存在せず、原型となる食品は十七世紀のイタリアで生まれたらしいです。

■お菓子

●マシュマロ

 メレンゲ(卵の卵白を泡立てたもの)にシロップを加え、ゼリーで固めてデンプンをまぶした菓子です。
 現実の中世ヨーロッパには存在せず、原型となる菓子は十九世紀のフランスで生まれたらしいです。

●チョコレート

 カカオマスに砂糖、ココアバター、練乳などを混ぜて固めた菓子です。固形のものが開発されるまでは、飲み物を指しました。

●クッキー、ビスケット

 小麦粉を主な材料とした小型の焼き菓子です。食感はしっとりからサクサクまで様々です。チョコレートチップを混ぜたチョコレートチップクッキーなどがあります。
 現実のアメリカでは「クッキー」、それ以外の英語圏の国では「ビスケット」と呼ぶらしいです。

●マフィン

 小麦粉を主な材料としたカップくらいの大きさの焼き菓子です。ブルーベリーなどのフルーツやナッツ、チョコレートチップが入ったものがあります。

●ケーキ

 穀物の粉を主な材料とした焼き菓子です。クリームが乗ったもの、イチゴなどのフルーツが乗ったり混ざったりしたもの、クリームチーズを使ったものなど様々な種類があります。

●パンケーキ

 穀物の粉を混ぜて作る液状の生地をフライパンなどで焼いたものです。甘くなく主食として食べられるものもあります。

●ブラウニー

 チョコレートを使ったケーキの一種です。

■調味料・香辛料

砂糖さとう

 サトウキビやテンサイから作られる甘味料です。糖の結晶です。

蜂蜜ハチミツ

 ミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で加工、貯蔵したものを採取した甘味料です。ボツリヌス菌が含まれるため、乳児には絶対に与えてはいけません。

しお

 海水の乾燥や、岩塩の採掘によって作られる塩味の調味料です。食品の保存(塩漬けなど)にも使われます。

胡椒こしょう

 コショウの果実を原料とする香辛料です。強い芳香と辛味を持ちます。トウガラシ、サンショウなどの果実もこう呼ぶことがあります。

●シナモン

 肉桂ニッケイ属の樹木の内樹皮ないじゅひを剥がし、乾燥させた香辛料です。独特の香りと甘味、かすかな辛味を持ち、飲料や料理の香り付けに使われます。

●ケチャップ

 野菜、果実、キノコ、魚介類などを原材料にした調味料です。トマトを主な原材料としたトマトケチャップなどがあります。

■飲料

●ジュース

 果物の果汁かじゅうです。オレンジの果汁であるオレンジジュース、リンゴの果汁であるリンゴジュースなどがあります。

●レモネード

 レモンの果汁に蜂蜜、シロップ、砂糖などで甘味を足し、水やお湯で割った飲料です。
 炭酸の入っていないものは、十七世紀の欧米で既に販売されていたらしいです。

牛乳ぎゅうにゅう

 牛の乳汁にゅうじゅうです。栄養価が高く、飲料だけでなく様々な食品に使われています。

ちゃ

 茶葉(茶の葉や芽を乾燥させたもの)をポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した飲料です。
 茶葉を発酵させないものは「緑茶りょくちゃ」と呼ばれます。
 茶葉を完全に発酵させたものは「紅茶こうちゃ」と呼ばれ、エアレシアでよく飲まれます。

珈琲コーヒー

 コーヒー豆を焙煎して砕いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料です。

●ホット・チョコレート

 牛乳、チョコレートあるいはココアパウダー、砂糖を混ぜた温かい飲料です。マシュマロを浮かべることもあります。冬の時期に飲まれます。

■酒

●ビール(麦酒ばくしゅ

 大麦を発芽させた麦芽を、ビール酵母によりアルコール発酵させて作る酒です。

●ワイン(ブドウ酒)

 ブドウの果汁を発酵させて作る酒です。赤ワイン(肉料理に合う)、白ワイン(魚料理に合う)、ロゼワインがあります。

●シードル(リンゴ酒)

 リンゴの果汁を発酵させて作る酒です。

●ミード(蜂蜜酒)

 蜂蜜を発酵させて作る酒です。

 以下、次の記事です。


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