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【動画投稿】脱線して文アルの話しかしてない。

人形と狼

初めて近代の小説を朗読しました。
夢野久作は取り分け、香倶土三鳥名義の児童文学作品や猟奇歌みたいな小品な作品が好きです。
なので今後、夢野久作の作品を採り上げる場合もそういった作品群から選ぶことになるかと思います。
好きだから。もありますが、私が度々言及している文豪とアルケミスト(以下文アル)という作品には夢野久作も登場します。

文アルはDMMが配信しているブラウザゲームであり、アニメ舞台書籍文学館とのコラボ等々様々なメディアミックスがなされており、あくまでも文アルのキャラクター自体は創作であり、史実に忠実とも限りませんが、朗読CDや新潮社とタッグを組んで出版された文学全集(太宰の射陽、谷崎の続蘿洞先生の生原稿が本書初出だったり、文アルに興味は薄いが近代文学が好きな方に届いて欲しいようなドデカイネタもある)など、コンテンツを追っているだけでもこれまで手に取ったことのなかった作家の史実や作品に触れる機会が増える、不思議なジャンルです。

もちろん、夢野久作の作品に触れる機会もある。文学全集第二期に瓶詰地獄が収録されているし、江戸川乱歩が夢野の印象を語る随筆もあったはず。

スピンオフ小説が今号の小説新潮に掲載されている。

ナドナド、ゲーム中でとても目立つ立ち位置かといえばそういうわけでもないが割りかし露出のある掴みどころの薄い独特なキャラクターとして登場する。

ここまでは私の悪い冗長癖の延長なのでここからが本題。
居るんだよ、さっき軽く触れた朗読CDの面子に。夢野も。

収録作品は瓶詰地獄、人の顔、書けない探偵小説。
全巻購入特典に猟奇歌もある。

朗読って声の好みだけではなくって読むときの呼吸やスピード、抑揚など自分のテンポと合うかどうかも時には重要になってくるジャンルだと思うのね。
この浪川さんの瓶詰地獄がこうだったらいいなと頭の中に思い描いていた理想にだいぶ近くって、これを聞いてから代表作ど真ん中を狙って読むのはまだ私の勇気が足りない。だから好きだからこそでこれからも朗読する作品は選んでいくんだけど、夢Qといえばあれもそれもとお好きな方が想像している作品を読むことはないかもしれないよという話3、文アル勧めたいよが7でここまで書き進めて来ました。
ここまで読んでくれてありがとう。

まあ、文豪の作品もいいんだけど、それ以外の朗読も楽しいよね。

皆さんご存知の大文豪の作品と、いうのであれば今回が初めてなのですが、ネットで公開されていて、朗読してもいいよ~と作者の方がおっしゃっている作品を何度か朗読していますし、これからも投稿していくつもりでいます。
なので、過去の偉大な文豪の作品ももちろんいいですが、今を生きていらっしゃる方が書かれる素敵な作品にも目を向けてもらえたら嬉しいです。

有料に今回のサムネイル用に描いたお人形尾花を載せておきます。

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与太を語りて銭を貰いつつよろづの事につかひけり。 (尾花の血肉になったり、活動を豊かにする為に使います)