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【動画投稿】ハロウィンと朔太郎と

あっという間に今年が終わるという可能性に向き合わないといけない時期が来ましたね。
段々と覚悟を決める準備を始める11月になりました。

昨日は尾花が度々お話する、文豪とアルケミストのサービス開始7周年であり、萩原朔太郎の誕生日でありました。
その話もしたいのですが、先にご紹介したい動画があります。


Happy?Halloween

荒らされた暗い部屋に一人

この動画はフィクションであり、実在する人や事象とは関係ありません。
虐待、DVに類する描写がございます。
行為を想起させる直接的な言葉は登場いたしませんが、物音が多分に含まれておりますので、不安を感じられる方はご自身の心身に充分に配慮した上でご視聴ください。

です。

1分半くらいの動画ですが、インパクトはある内容になったかと思います。
私の創作は、私自身の投影をしているつもりではなくとも「何を作っても尾花だね」と言われがちです。
作中に尾花そこつを登場させて居なくとも私を感じるというのは不思議ですが、創作意欲や感情を発露させる為の慰めの部分があるので、言わんとしている事は分かるな……と言うのが正直な所です。

それでなくとも創作というのは、喩え異世界転生をした事がなくとも、誰一人知らない場に駆り出されて心細くなった経験や、今までやっていた事が通用せずに途方に暮れた、状況を打破しようとした経験など、漠然としたシチュエーションや感情を思い起こして言葉として構築し直していくことでリアリティを生み出すということが出来るし、どうあっても作者本人の考え方を反映させずに作るなんてのは難しいものですから……と、言う話をする事で、動画中、というか動画前に行われていたであろうと示唆される行為にトラウマを抱いている方、安易に題材にするなと不服を感じられていらっしゃる方の溜飲を下げられるかは分かりませんが、消極的なアンサーとして受け取って貰えたらと思います。

よそのご家庭のことは分かりませんけど、少なくともバーチャル関西の治安は相応に悪いよ。
クリーチャーに対して為す術なく逃げ隠れするしかない絶望感を世相を重ねて、末法の世と表現する人もいるくらいだから。そういうこと。

とはいえ、製作動機は単純なもので、一匹くらい、化け物が人間面してハロウィンの百鬼夜行に加わっても良いかなと思っただけで、繊細な事情は何も無いんですけどね。


11月1日

萩原朔太郎の誕生日でした。
あと、文アルくんの7周年。

くづれる肉體

祝う気でいるやつが読む詩では無いが、青猫からくづれる肉體を引用して朗読しました。
全然関係ないけど、昨日の晩御飯はバタ臭い感じでまとめた。
デミグラスハンバーグとチーズオムレツにスープとライス。
本当に全然関係ないんだけどね。

朗読する

お芝居と朗読というのは似ているようで違うものなので、とりわけ、詩を読む際の私は、『自分が読んで感じた作品の温度感(テンション)を管理する』、『それ以外の解釈を伝えないように無機質に』、『意味を咀嚼する為の間を意識する』、『可能な限り原文に沿ったセンテンスで読み切る』を意識しています。

聴く人の補助をするような気分かも。
単調になる事への恐れよりも解釈の余地は出来るだけ残しておきたいなと言う気持ちが強い。

大好きだから事ある毎に引き合いに出すんだけど、佐藤春夫の『メフィストフェレス登場』みたいなキャラクターが立っていて、誰かに対して喋っているようなシチュボ台本か? みたいな形式だったら意識する所は変わるよ。もちろんね。
その辺は臨機応変に作品に合う読み方を考えたいよね。ちゃんと功を奏しているかは分からないけど。

くづれる肉體は今の所、YouTubeに投稿する予定は無いから日が経つにつれレア感が増す朗読かと思います。
貧乏性なので、もったいないお化けが怖いなと思ったらしれっと投稿するかもしれないけど、今は無い。

くづれる肉體に限らず、こんな風にたまにTwitterだけで公開しているボイスや朗読もちらほらとありますので、良かったら探してみてくださいね。

と、そんな風につらつらと書いているうちに文アルのことは割愛したくなってきた。

とりあえず公式サイトを貼っておきます。

昨日から12月1日の昼まで開催されるイベントがいいよって話をしたかった。
侵蝕者という刀剣乱舞で言うところの時間遡行軍の様な敵キャラに焦点を当てた新機能『研究書』と連動して始まったもので、研究書とは、これまで登場した侵蝕者に関する情報が読める機能です。
で、終わればいいんだけど、侵蝕者というのは名も無き文学者達のマイナス感情が形になって生まれた存在なので、その感情に至るまでには過程があるんです。
その誰だか知らない小説家を志す人の心が傷つくまでを描いた書き下ろし小説を今イベントに参加し、ノルマを達成して行くと、先行で読むことが出来ます。
とはいえ先行です。過去のイベントでもそうだけど、無理に走らなくとも時間が経ってから誰でも読めるようになる。
でも、読めるものがあるなら頑張って読みたいじゃん? 早く読みたいじゃん?

この小説を書き下ろしたのは、何度も文アルのノベライズを担当している河端ジュン一さんだから尚更。

どんな作品を書くかなんて、ノベライズも追うファンならこれまで読んできたんだから知ってますもの。気持ちは伝わるでしょ?

アニバーサリーの日に実装する機能として100点満点過ぎるでしょこれ!!!
と、尾花が喜んでいる気持ちも重ねて伝わってかつ、新しく始めるor復帰する特務司書が増えたら嬉しいなと思いました。

嬉しいポイントは概ねこれ。
・敵にも焦点を当ててきた。
(世界観の掘り下げがなされる)
・これまでの展開の中で縁の生まれたクリエイターを起用してきた。
・文学を題材にしたソシャゲの中で小説が読める。

という感じ。
内容をよく知らないとしり込みしちゃうわ……という人のためにアニメのURLを貼って終わります。


原作たるゲームと違う設定も多いですが、ゲームとは異なり、文豪の手がけた作品に重きを置いた構成は新鮮で楽しいです。
何より、キャラデザ&作画監督が中嶋敦子。
尾花にとっては色々あるけど、プリンセスプリンセス、らんま½、クッキンアイドルまいんちゃんあたりの印象が強い。GetBackersも良いね。
でも、薄桜鬼がナンバーワンの人もいそう。
とにかく目がキラキラしていて、顔の輪郭がむっちりして可愛いイメージがあるアニメーターさん。
原作の絵と比べると印象が違うように思えるんだけど、それもまた1度で2度美味しいメディアミックスならではのことだよなと私は思ってる。

尾花にも、尾花の好きな物にも興味を持ってくれたら嬉しい♥️
特に好きなのは山本有三と久米正雄。
イベントで友情の再構築を描いてきたんだけど、その辺の微妙な距離感や心情の変化を話を経るにつれ感じるのが楽しい。
あと、中々出会えないレア性癖を一個申し上げると、尾花、オネエ口調とかでは無い、一人称があたしの男性キャラ好きなんですよね。
江戸っ子というか、落語家さんというか、あの辺を想像して貰えると伝わる……伝わるか?
知らんけど。実際の一人称は私なんですけど、そういった癖を刺すところが彼にはございまして、山本有三が私の大好きな気風が良くてでも挫折や心の弱さも内包した人間味と優しさも兼ね備えた最高かわいい男でして〜〜〜〜!!
作品で感じるイメージより柔和な印象を受けましたが、心に太陽を持ってそうなスナックのママ(これは資料集に描いてたキャラ造形に関するイメージの話)感に納得させられる。これは山本有三だって。
ほんとすき。
久米のことは今度書くね。キリがない。

どっとはらい

与太を語りて銭を貰いつつよろづの事につかひけり。 (尾花の血肉になったり、活動を豊かにする為に使います)