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「推定無罪」1990年 アメリカ

原作は読んだ。
原作もすごい面白かった。
面白かったのだが、やっぱり裁判ものは映像で見たい。

なんで裁判ものってこんなにハズレがないんだろう。
弁護側の主張と検察側の主張のぶつかり合い、急に意見を180度変更する証言者、突如現れる物的証拠とそれを覆すさらなる真実、二転三転は当たり前、見ている人にも本当に被告が罪を犯したのかすらわからない。
なんともスリリングな物語、裁判ものが面白くないわけがない。

古典映画では「十二人の怒れる男」がめちゃくちゃ傑作だった。
ドラマでは「リーガル・ハイ」が好き。
日本の映画では、松本清張原作の「疑惑」が秀逸。
桃井かおり演じる資産家の後妻が、資産家殺害の罪を問われる。
その弁護士が岩下志摩。
これも迫真の演技、緊迫の法廷劇が面白かった。
もうだいぶ昔の作品だが、面白いので見て欲しい。

本作もやはりスリリングな法廷劇が繰り広げられるすばらしい作品だ。
主演はハリソン・フォード。

名うての検事である主人公、彼は不倫していた。
不倫相手は権力大好き女。
だが、主人公が権力闘争に敗れたことをきっかけに離れてしまう。
そんなこじれた男女関係の中、不倫相手は殺されてしまう。
もちろん主人公に疑いはかかり、逮捕・公判と進んでしまう。
彼は自分でも捜査をしながら、一番のライバルである弁護士を自身の弁護につけて、無実を勝ち取ろうとする。
真相はいったい。。。
まぁ衝撃なラストだったよ。。

ちなみに、小説版ではこの弁護士がシリーズものの主人公なのだが、映画では非常にキャラが薄い。
これは上手な切り取り方、映画化だと思った。

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