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ホーンテッドマンションから考える"子供向け"お化け屋敷
先日 仕事のパートナーである今出とディズニーランドに行ってきました。
そこで久しぶりにコイツに乗ってきました。
世界一有名なお化け屋敷
ホーンテッドマンション
家族づれが非常に多く、大人はニコニコお子様はちょっと怖がりながらも、全員が楽しんでいました。
これ最近の悩みのヒントになるのでは?
というのも、クライアント様からの注文で特に多いのが
「子どもに大丈夫な感じで」
という注文。さらに厄介なのは、
「大人も楽しめるように」
こうなるとホラー的にはきつい。
子どもが耐えられるレベルにすると、演出がゆるくなる。つまり大人はターゲットにできない。
逆に本気を出すと子どもは死ぬ...
これが本当に難題である。
昔ながらのゆるいお化け屋敷は集客が難しいという現実もあり、ある程度の集客的インパクトを残すために、できれば「最恐」という打ち出し方でいきたい。
そしてクリエイターとしてクオリティは高いものが創りたい。
そんな最中にホーンテッドマンションはヒントを与えてくれれました。
お化けとの距離感が重要?
ホーンテッドマンションはかなりの創りこみがされており、装飾面においてはとてつもないくらい高クオリティです。闇の作り方も非常に考えられており、
もしこれがウォークスルーで自ら歩くタイプのお化け屋敷だったら恐らく子どもは入れないのかもしれません。
とすると
ライド型
であることが全世代に支持されるポイントなのかもしれません。
ライド型であるということは
お化けと自分との距離が確保され、ライドが自分を守ってくれるという安心感があります。これなら子どもも安心できる。というわけですね。
お化け達もいきなり墓から飛び出したりするものもありますが、決して襲いかかってはきません。この点でも
魅せる楽しませ方
を徹底するのもポイントの1つなのかもしれません。
とはいえ、相当な財力がある団体以外は、ライド型を導入する事なんて到底不可能です。
それであれば、
順路をフェンスか柵で囲んで、お化けエリアと人間エリアを分ける。
なんてのはどうでしょう?
また2017年に桐生八木節祭りのお化け屋敷で実践した方法で、
ツアーガイドをつける
というのも非常に効果がありました。
演出は怖いものを行うが、
特殊部隊に扮するガイドが子ども達をカバーする事により、ライドと似たような安心感を作りだせたのです。
ただ人件費の問題があるので、この方法はいつでも使える。という訳ではなさそうですね。
今後も"全世代向けお化け屋敷"
考えていく必要がありそうです!
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