アニメ『マッシュル』の面白さはクソみたいな安心感にあると思う。

小学校教員3年目のタオルケットおばけ先生です。
X(旧Twitter)では「おばけ先生」などの愛称でたくさんのフォロワーの方にポストを見ていただいています。

このたびnoteをはじめることにしました。Xとは異なり、「ボケない場所」として、面白さにも文字数にも捉われることなくさまざまなテーマでお届けしていきたいと思っています。

わたしのXについては、こちらから見ていただけるとさいわいです。

https://twitter.com/obaketeacher

ブリンバンバンうるさい小学校

このnoteを見てくださっている方は学校の先生が多いかと存じます。「BBBB旋風」、すごいですよね(笑)。

正直大人でもぐるぐる回るあの歌、苦笑いしながら拍手するしかないです。

ここ数年アニメを観ることが好きで、子どもからすすめられた作品には手をつけて、感想や推しを語り合っている日々です。

「どうせopだけ神作品なんでしょ。。。いろんな作品パクりすぎって言われているし。」

と思っていた『マッシュル』ですが、

意外とおもしろかった!

ということで、今回はアニメ『マッシュル』を観て感じたことをゆるゆる書いていきたいと思います。

作品のあらすじについては、こちらをご覧ください。↓




もはやパクりすぎていて観やすい

ハリポタとワンパンマンをあわせたような本作品(笑)。そして必ず主人公(マッシュ)が勝つ仕組みになっているので、ものすごく観やすいです。

実際、低学年に大人気でした。話の筋もしっかり理解していて。
もはやちょっとクセのあるアンパンマン。

大人の方のレビューを覗くと、「体調不良のときに一気見した」というものが散見されていて、たしかに、いわゆる脳死でも観られるタイプのアニメでありがたかったです。

そして、この安心感がもはや退屈さを通り越してこの作品の面白さだなと感じました。



強行突破なテンポ感


魔法学校が舞台ということで、暗めの色使いが多用だったり、主人公の無表情さも相まったりしていて、怖い系・ちょっとグロい系?と思っていました。

しかし、思っていたよりギャグ漫画テイストで、「んなわけねぇだろぉおお!」とか「なんでこうなるぅうう!?」みたいな雑で強行突破な笑いが好きなわたしにとってはタイプでした。

テンポ感もよく、これは「うんち!」で爆笑できるキッズにも、疲れ切った大人にもウケるだろうなと感じたところです。


余談 『マッシュル』でわかる、「争いが起こる条件」。

「面白さ」とは少しはずれますが、このアニメを観て考えたことは、争いが起こる条件って主に二つあると思っていて

一つは人の価値(をはかるものさしが)がひとつしかないこと

もう一つは基本理念が多様であること

この二つが同時に発生するときなんじゃないかと。


実際『マッシュル』では、魔力=その人の価値。魔力の強さで権力が決まっていて、またハリポタと同様人格で基本理念別に寮分けされるイーストン魔法学校では切磋琢磨という名のプチ戦争が絶えません。


これはあらゆる人間関係的なものにも応用可能だと思っていて、たとえば学級経営だったら

人の価値、つまりクラスメイトのすばらしさを、わかりやすく「勉強ができる」とか「運動が得意」とか、そういうものだけではかったり、それに応じて権力を持たせるような雰囲気を作るべきじゃないとか

クラスに在籍するすべての人が目指すモットーを統一する(=学級目標をしっかり定める)とか。


そんなことを考えながら観ていました。割と話の筋が的を得ていて興味深かった。
社会的な見方をすると『マッシュル』はマイノリティの話なんですよね。アンダードッグ的というか。



さいごに

少しでもおもしろい、と感じていただけたらさいわいです。
続編の制作決定のニュースもありましたので、まだ視聴されていない方はぜひ観てほしいです!

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。そんなあなたがこれからも、マッシュのようにタフでユーモアあふれていますように。

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