深い森

ハロー!AI

こんにちは。

今回は、月に一回開催されている読書会に夫婦揃って参加してきたお話。

課題本はこちら

木村哲也 著
Small Factory 4.0 第四次「町工場」革命を目指せ! IоTの活用により、たった3年で「未来のファクトリー」となった町工場の構想と実践のすべて

まず第1に集まる理由は読書会である。
だがしかし夫婦揃って読まずに参加。以前はたくさん人が集まる場にビビッて参加もしない夫婦がよく行ったね。読んでなくても許される素敵な読書会(あとで買って読んでね!って流れ)

第2に主催の方のご縁で、著者の方が参加者として来てくださった。
すごいミラクルである!

私は夫に『ごめん、IoTってなんですか?』というレベルで参加しました。著者の木村さんごめんなさい。

子どもを実家に預けて読書会会場へ本の内容もわからないままGO!行けばわかる!そう信じて会場へ着いたらば、いつになく参加人数多いし、ザ会社員の皆さんが勢ぞろいで、回れ右して帰りそうになった私。なぜここにいるよ?カフェ店員。

理論的にわかりやすいレポートは読書ファシリテートをしてくださった柴田朋子さんのブログにお任せします。
https://www.facebook.com/100002492216376/posts/1883764808383241/

私の感想はこちら。

「アレクサ、欲しいな!!!」

今回の読書会は、「旭鉄工」を会社経営している木村哲也さんが実際に現場でどのようにIoTを導入利用しているかをパソコンとアマゾンエコーのアレクサを使用してデモ実演してくださいました。

町工場とAIスピーカー「アレクサ」どうやって役立つの?とハテナがいっぱい。

木村さんが「アレクサ」と声をかけるとスピーカーが反応して、用件を確認する。指示した内容は内部統制されている社内システムを通して、人の声だけでモニター画面が変わり、必要事項を確認したり、社内の人間に連絡を取ることができたりする。

現場で働く方々が手袋を外したり、手を洗ったりすることなく、声のみで作業を効率的に進められる。そのわずかな秒単位の短縮は現場の大量の作業時間を確実に減らしていく。

心因的な負担と、物理的な負担を両面から減らしている。そうだそうだ、これが現場改善だ!

それ以外にもアレクサを通して、従業員の勤怠管理や、作業進捗確認、データ収集などが可能。社外システム会社を経由せずに、分析・対策・実施をしていくので、ローコストな上に、スタートダッシュが早い。これが大手に外注しようものなら、まず予算がつかない、そして見積に時間がかかる、発注元と受注元で改善システムの前提がズレていたりする。全然合意形成できないまま頓挫した話は良く聞く話。それを社内で進めてしまうのだから、素晴らしい!

私は本を読んでいないので、本の内容についてはレポート出来ないので、気になる方は本を読んでくださいね。

http://amzn.asia/d/fblSUP6

そして、どこの業種でも同じなのだけど、間違いなくこれからは働き手の数が少なくなる。私の前職の小売接客業では人手しか賄えない部分とAIで賄える部分が実際にはあった。けれど、既存のアナログシステムの変更をすることに予算が無いため、ありとあらゆることが人海戦術だった。

働き手の数が減る中で、かつての私の様に育児短縮勤務者、介護勤務者、障がい者、精神疾患保持者などハンディのある人たちともチームで働いていく現場に、「とにかくやる気で、闇雲な残業」「残業禁止だけれど人材不足」どちらも無謀すぎる話である。

会社の使命は存続し続けることだと思う。倒産してはならない。それは顧客のために。そして働く従業員のために。そのために、昨日と同じ今日の作業では少しずつ会社の命は擦り減っていくと予測する。

そして、現在正社員勤務ではない私は今回のアレクサ導入は家庭においての見える化も手伝ってくれそう!と感じてワクワクしている!

例えば、子どものお手伝い、家族のカレンダー。冷蔵庫の買い置き、持病の療養経過観察などなど。
実際、家庭だって少子化だったり、一人っ子だったり、高齢化だったり、人では足りない。家事も育児も外注されていく。私たちは誰しも家族の一員であり、社会の一員である。疲弊している場合ではない。待ったなしで創意工夫改善の余地大アリ!なのだ。

普通の家庭でのノウハウがビジネスモデルになったら良いなぁ、とフワフワ考える私。

AIはなんだかとっても難しく感じる。テレビの向こう、専門家が操作するもの、自分にはチンプンカンプン。そう思って敬遠するのではなく、身近に使えるアイデア交換をしたら、仕事だけでなく自分の生活も楽しくなりそう!

限りなく脱線するのでこの辺で締めます。ご同席の皆様、ありがとうございました。

余談だが、私の夫は超ド級の理数系頭脳の持ち主である。
夫にして欲しい要望があれば、私はAIスピーカーが認識できる文体で話しかけている。感情を入れず、要望を具体的に聞き取りやすく伝える。それだけ。理解できれば、彼は面白いぐらいに頼んだこと、納得したことを的確にやってくれる。
たまに感情的に物事を話そうものなら、全然理解してもらえないし、スルーされるならまだしも、暴動が起きる。
ちなみに、私は都合の悪いことを言われたらこう答えることにしている。
「すみませんが、それはできません。おしゃっていることがよくわかりません」

#blog #アレクサ #AI #アマゾン #smallfactory4 .0 #第四次町工場革命 #木村哲也 #旭鉄工 #ismarttechnologies #オバケ #オバケの森