見出し画像

Fruit At The Bottom Compilation

こんにちは、りきくんです。
早いものでobake mask始動からもう3週間経ちました。
相変わらずiPhoneやMacbookのAutocorrectは「obake」を「bake」(焼く)に修正してくれようとします。

今回はobake mask第2リリースとなるコンピ作品、
「Fruit At The Bottom Compilation」
について企画の背景を語りたく執筆いたしました。
「音楽」というのは「音」だけがあるのではなく、それにまつわるメタ情報が豊かである方が作品のさらなる理解に繋がると考えているからです。「音」だけで全てを語れるには越したことはないんですけどね。
前置きですでに脱線しそうになっていますのでこの話はまた後日。

真っ先に言っておきたいのが、本文はフルボの他メンバー及び
Plastic Theater店長の入山さんのご意見、ご確認ナシで
僕自身の主観、独断、偏見により勝手に書き起こしました。
あしからず。

フルボについて

コンピ名の「Fruit at the Bottom」(略して#フルボ)ですが、札幌のクラブPlastic Theater(以下シアター)にて隔月で開催されている箱イベです。
店長曰く、「若手によるクラブミュージックのイベント」とのことで、ジャンルの指定は「ダンスミュージック」以下はなく自由な選曲が飛び交いがちです。

僕自身は2019年2月のVol.8からしか関わっていないので、それ以前のイベントの歴史やそもそも名前の由来などを入山さんに聞かないとな〜〜〜〜って思いながらDJしてたらいつのまにか1年半が経ってしまいました。

2020年春時点でのフルボレギュラーメンバーは(順不同、敬称略)
708
False-ing
MATSUDA
DJ.DAI
karuhiko
DOG NOISE
たっくん
ハナカミリュウ
の8名です。

札幌の方々は名前の並びをみればある程度察すると思うんですけど、この8人はDJの選曲やプレイスタイルが多種多様で、イベントHPでは
「All Genre (Hardcore Techno, Drum & Bass, Bass Music, Techno & more)」
と紹介されてますが毎回それ以上のオールジャンルっぷりを発揮してます。
僕の中では強いハードコアとかハードテクノ周りをかける708、MATSUDA、False-ingを「硬いチーム」、ドラムンやジャングルあたりが得意なDJ.DAIとkaruhikoを「速いチーム」、ネット系ベースミュージックが好きなDOG NOISE、たっくん、ハナカミリュウを「低いチーム」、と勝手に呼んでいます。これ流行ってくれ。

そんなフルボですが、毎度なぜかちゃんとイベントを通して「全体の流れ」というのができあがっていて当事者でありながら不思議でしょうがないです。

今回は当記事公開同日(6/5)の20時よりフルボがありますので、札幌の方でお時間ありましたらぜひ足を運んでみてください。

また、Twitchにてイベントの様子を配信しますので、ぜひ気に入っていただけたらドネーションをご検討いただけると嬉しいです。

コンピについて

そんなフルボですが、メンバーの中でDJだけでなく
DTMもやっている者を集め今作ができあがりました。

イベント同様、見事にジャンルバラバラで集まりました。
発注の際に特に何も指定せずともフルボらしさが出てます。

ジャケデザインはイベントのフライヤーも手掛けている708君。
遅刻魔だけどデザインとDJの腕は確かです。

募金活動について

今回のリリース「Fruit At The Bottom Compilation」で発生した売り上げは、全額をPlastic Theaterの運営支援として入山さんに渡す予定です。

いつだったか、以前何かの飲み会で入山さんから、
「Plastic Theaterは、この空間がプラスチックのように
客や演者に合わせて様々な形に変われるよう名付けた」と聞きました。
(要約)(記憶曖昧)(間違ってたらすみません)

実際Plastic Theaterホームページのスケジュールを覗けば、
アニクラ、ヒップホップ、四つ打ち、ロック、音ゲー、ベース系、
もしかして宇宙の全ての音楽が揃っているのではないか???
と錯覚してしまうほど様々なジャンルのイベントが並んでいます。

前回のnoteでも軽く触れましたが、僕は札幌にきてまだ5年しか経っておらず札幌のクラブシーンを全て網羅しているつもりは毛頭ないです。
しかしどんなイベントでさえ来るもの拒まず場所を提供するPlastic Theaterは、この街の「音楽」にとっては本当にかけがえのない存在だと思っています。

そのPlastic Theaterが春からコロナウイルスの影響でイベント収入がほぼはくなり、どうにか力になれないかと、今回のコンピをフルボメンバーに提案しました。
企画について実は入山さんと全く相談せず勝手にやってしまったので支援金のお渡しについては後ほど報告します。

奇遇なことに、当記事公開6月5日の16時から24時間、Bandcampの手数料は全額免除されます。
たまたまですよ。

余談ですが合わせてobake mask初リリース「All Frequencies At Once」では
札幌の医療機関への募金活動を引き続き6/20まで行っていますので、そちらもよろしくお願いします。

最後に

また長くなってしまいました。
ここ10年ほど、日常的な文章作りがツイッターだけだったので
多量の情報を簡潔にまとめるのが下手になってきてますね。
できればobake maskでリリースする度に文章を書いて精進したいです。

今回は以上となりますが、様々な想いを込めて制作したこのコンピの音を、
いつかPlastic Theater現場で聴きにきてください。
それまで皆様どうかご自愛くださいませ。

前回と変わらず、問い合わせ先は:
DM @DOG_NOISE
obake.mask @ gmail . com
どちらにでも、いつでも、お気軽にご連絡ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?